女郎花 3 植物手帳 2024年9月6日 22:32 女郎花オミナエシ.若い時は地味でこの花の良さが分からなかったものですが歳を経てやっとこの花の良さが少しづつ分かって来たような気がします.よく見ると鮮やかな黄色.その小花が折り重なって透かし模様のようでとても美しい.茎は長いながらもしなやかで風に揺れるのはどこか女性的.「をみな」は女性「圧(へ)し」は圧倒するという意味のへすの連用形.美人を圧倒するほど美しいとのことからこの名がついたようです.暑さが厳しく花の少ない時期に長く丈夫な花は盆花として重宝されてきたに違いありません.「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」.万葉集に収められている山上憶良の一首.女郎花は秋の七草のひとつ.古くからこの花が愛されていたのがわかります.花言葉は「はかない恋」「美人」「親切」「約束を守る」.Patrinia scabiosaefoliaオミナエシ科オミナエシ属日本、朝鮮半島、中国、シベリア原産花期8~9月. #オミナエシ #. いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #植物 #オミナエシ #服部緑地植物園 3