【植物手帳】ダイヤモンドリリー
ダイヤモンドリリー
花びらの近くによってみると
ラメが入ったように
キラキラと輝くので
ダイヤモンドの名がついています
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これは花びらの細胞に含まれている
でんぷん質が光に反射して
生まれているそうです
原産地は南アフリカ
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ダイヤモンドの採掘が盛んだったころ
この花も発見され
ヨーロッパへ
日本には大正時代に渡来しました
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花の形は
ヒガンバナにも似ていますね
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同じヒガンバナ科ですが
ダイヤモンドリリーはネリネ属
ヒガンバナはリコリス属で
属が異なります
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違いは
花が咲いている時の
葉の様子
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ダイヤモンドリリーは
開花時に葉が少し出るのに対して
ヒガンバナは全く葉を出しません
またダイヤモンドリリーには
毒がないそうです
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美しく輝く
この花の花言葉は
「箱入り娘」
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これは属名のネリネに由来します
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ネリネは
ギリシャ神話にでてくる
美しい水の女神「ネレイス」のこと
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父である海の神「ネレウス」の宮殿で
大事に守られていたそうで
これが花言葉の由来になっています
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育て方は湿度を嫌うので
地植えではなく鉢植え
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寒いのが苦手なので
凍らないように冬は室内へ
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「箱入り娘」とまでの
大変な世話をかけないといけない
わけではありませんが
ヒガンバナの様にほったらかしでは
花が咲かないようです
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Nerine undulata
ヒガンバナ科
ネリネ属
原産地:南アフリカ
花期:10~11月
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