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【植物手帳】日高見哉 ヒダカミセバヤ


日高見哉
ヒダカミセバヤ

ヒダカミセバヤ


「この花を
君に見せばや」
.
吉野山の法師がこの花を見て
和歌の師である為久卿に
この花に和歌を添えておくった
ことからミセバヤと名がついたそうです
.
美しい花を見て
誰かに見せてあげたいと思うのは
古より変わらず素敵な話ですね

誰かに見せたくなるほど美しい花


ただ法師と為久卿は
男性同士ですから
いろいろと想像してしまうのは
下世話というものでしょうか
.
日高は北海道の日高山のこと
.
日高山脈や十勝地方の海岸沿いに
分布しています

岩場に自生する


葉は多肉質で
青みがかっており
紅色の花とよく映える

葉と花のコントラストが美しい


多肉といえば
海外のイメージですが
このヒダカミセバヤは
北海道の固有種
.
ミセバヤも
香川の寒霞渓
奈良の吉野
和歌山の高野山など
限定的ではありますが
古くから自生していたそうです
.
花言葉は
「つつましさ」「大切なあなた」
.
Hylotelephium cauticolum
ベンケイソウ科
ムラサキベンケイソウ属
花期:8~10月
原産地:日本
.
#ヒダカミセバヤ
#六甲高山植物園
#植物

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