【植物手帳】草紫陽花 クサアジサイ

草紫陽花
クサアジサイ
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アジサイと言えば
梅雨のイメージが強いですが
梅雨以降もコアジサイや
ヤマアジサイなどが
リレーのように続きます
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そしてアジサイのアンカーを
勤めるのがクサアジサイ
といったところでしょうか
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草紫陽花が咲くと
秋に近づいたなと感じます
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装飾花の萼片は3つ程度で
主張せず楚々とした趣
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けれども存在感があるのは
小花の雄しべが長く
どこか梅のようにも見える
からでしょうか
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色は白から淡い紅色
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陽の光にあたると
一層美しさが際立っていました
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草と名がついているのは
草本性であることから
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木本は形成層があるので
年々肥大化して幹になり
太くなりますが
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草本は形成層がないので
ある程度成長すると
太くならず柔らかいのが違い
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そのためクサアジサイは
多年草の扱いになります
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また葉は通常のアジサイと比べて
幅が狭く互生であることも
大きな違い
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アジサイには違いないのですが
どこか趣が異なるのは
この葉が大きく影響しているように
思います
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花言葉は「移り気」
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Hydrangea alternifolia Siebold
synonym　Cardiandra alternifolia Sieb. et Zucc.
アジサイ科
アジサイ属
中国南部、インドネシア、インド原産
花期7～9月
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