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スキル『在宅ワークができる』

2020年のコロナ禍よりフルリモートのコールセンターを経営しています。主にアウトバウンドコールの営業支援が多いですが、在宅で対応可能な各種BPOも受託しております。
100名を超える社員やパートアルバイトメンバーの働き方や、在宅ワークで求める人材と求められる仕事や報酬にギャップが生まれがちなのでここでご紹介します。
▼当社のホームページ


〈主な在宅ワーカーとは〉
在宅ワークというと、個人事業主が一般的です。
これまでスキルを身に付け、経験を積んで、顧客を持っていて。フリーランスとして活躍している方々がいます。働き方が自由、働く場所にも囚われない。スキルも経験もあるので自分一人で仕事ができてしまう。サービス価格も個人で設定可能。主な仕事は、コンサルタント、マーケティング、営業代行、デザイナー、ライター、カメラマン、、、他
つまり個人でスキルがあって、個人で仕事を取れる方が自宅を職場として活躍しているのです。

〈勤めている会社に認められている社員〉
コロナ禍より在宅勤務を容認させてきた企業も多いです。タスクや目標が明確で、期日までに成果を出せるメンバーに在宅ワークを公認しています。成果を出せないメンバーには査定を下げ、在宅ワークを許可しなくなります。

実際に、在宅勤務をしている人の24.9%が「生産性が低下した」と回答しています。  また、米国の研究では、完全在宅勤務を割り当てられた労働者の生産性がオフィス勤務の労働者より18%低いことが明らかになっています。

出典:https://www.hrbrain.jp/media/human-resources-management/telework-productivity?utm_source=chatgpt.com
出典: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-04/RYVJ3JDWLU6801?utm_source=chatgpt.com

〈求人 在宅のお仕事〜〉
当社もそうですが、在宅のお仕事求人が増えてきました。これは業務委託契約が大半で、一部パートアルバイト雇用があります。
基本的に単純作業が多く、台本通りに電話をする仕事。ルールに沿ってPC入力する仕事。マニュアルに合わせたメールやSNSのエスカレーション対応などになります。
業務委託かパート雇用かの大きな違いは、社会保険の加入有無と確定申告をするかどうかです。
契約期間と雇用期間の違いも大きいです。

ここで紹介しているお仕事は、〈主な在宅ワーカーとは〉で紹介したスキルをはじめから期待していません。はじめから在宅で働けるとも思っていません。「在宅ワークが出来る」ということもスキルとなります。3ヶ月や6ヶ月の有期の雇用期間を経て契約更新の有無を告げられるハズです。

〈スキル:  『在宅ワークが出来る』〉
生産性を落とさず、自宅でも成果を上げられる。
これは歴としたスキルとなります。
自宅で仕事をするなんて誰でも出来る。とは思わないでください。これまでの仕事は周りに人がいて、OJTがいて、いつでも近くで助けてくれていた。という環境下で働いていた方には、自宅というのは酷な職場となります。チャットツールやリモート会議ツールを駆使してコミュニケーションを密に取っていく必要があります。

〈在宅ワークの時給〉

個人で仕事を取っているフリーランスの時給は4,000円以上と言われています。
また、ITや専門的スキルを持つ社員では1,800円程度と言われています。

出典: https://freelance.levtech.jp/guide/detail/1788/?utm_source=chatgpt.com

しかし残念ながら、在宅で依頼する単純作業の依頼の場合、時給1,200円程度。
納品完了で成果となり、万が一納品物が間違ったデータだった場合は報酬とはなりません。当然その場合は時給が下がり、最低賃金以下の時給となってしまうわけです。
業務委託契約は労働基準法や最低賃金法の適用外であるため、報酬が最低賃金を下回ることも法的には問題ありません。  
スキルを持たずに在宅ワークをしようとすると、こういった事態にも対応しないといけないのです。


ご参考までに、
当社では、はじめから在宅ワークでお仕事をして頂き、その成果を評価して社員に登用しています。
登用までの最短期間は1年で、スキルや対応力に応じて基本給が上がる仕組みを作っています。
入社2年目で社員になり月50万円以上稼ぐまで成長してくれているメンバーがいます。
基本給で年収1000万円以上稼ぐメンバーを輩出することが直近の目標です。

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