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髪の話し

NHKの大河ドラマ「光る君へ」を
毎週楽しみに見てる。
あの時代の女性は皆んな直毛だけど
天パはいなかったのだろうか??
いつから天パは出現したのか、、。
生まれてからずっと伸ばしてたら
直毛なんだろうか??
天パの身としては、小さい頃から
サラサラの直毛は憧れだった。
日本人で天パの人は多いと思うのだが
目につくのは綺麗な直毛の人ばかり。
梅雨の時期などは朝の支度の時間が
何だったんだんだ??ってくらい
玄関から出たとたんにチュルチュルと
うねる始末。
天パだと髪が痛んでなくても
パサパサな感じに見えるし、髪の量も
実際より膨れて多くみえる。
だもんで、直毛にしたくて
これまた髪の毛が悲鳴をあげるほど
ストレートアイロンをかけまくる日々。
10代の後半頃には巷でストレートパーマが
流行だした。当時は下敷きみたいな板に
薬剤を付けた髪の毛を貼り付けて
しばらく置いておかれた気がする。
これ、ロングヘア(天パは重さでうねりを
出にくくするためロング率高め)だと
結構重くて、かける度に肩が凝ってた。
時代とともに薬剤の進歩もあり
今では随分と縮毛矯正(質感チェンジなんて
言ったりもする)も楽になったが
髪に負担がかかる事には変わりない。
そんな生活を40年程も続けてきてる
もんだから当然、髪の毛も痩せてきていた。
おまけに年齢的に、白髪染めもマスト。
美容師さんからは髪の痛みに良い
トリートメントやシャンプーなんかを
頻繁に勧められて色々と手を出しまくる始末。
縮毛矯正は年に1〜2回、白髪染めは
ほぼ毎月。これが日常だったが
歳を重ねてくると、面倒だし、お金もかかるし
これって年金生活になっても
続けられるのか??と自問自答するように
なってたとき、何気に美容院を変えてみたら
「良い感じの癖毛だから活かしませんか」
と提案され、お任せでお願いしたら
周りの人達からの評判も良くて
自分も楽だし、髪も傷まないし
お金もかからないし、何で今まで
必死に直毛にしたがってたのか?と
自分のマインドが、それまでと180度
変わってしまったのだ。
不思議な事に、これまでの美容院で
一度も天パを肯定的に言われた事がない。
おそらく、自分が否定的に話してたのだろう。
だから、白髪染めも本当はやめたいんだと
ハッキリ伝えたら、「おしゃれ染めで
白髪をハイライトみたいにしましょう!」と
色々アドバイスしてくれるようになった。
なので、今はくりくり天パのめちゃくちゃ
明るい髪色で白髪染めもやめてしまった。
天パだと直毛ほど白髪も目立たないって
利点もあるのだ。
これで年間の美容院代も半分以下になり
髪の毛も傷まないし一石二鳥。
何より、雨の日の朝など、天気次第で
髪型が思うようにならないという
ストレスがなくなったのが一番だ。
良いタイミングで良い美容師さんに
出会えたのがラッキーだと思う。
今でも直毛は素敵だなと思っているけど
自分の髪質は違うのだから無理矢理同じに
する必要は全然無いと思ってる。
相田みつをさんも言ってたよね。
「みんなちがって、みんないい」
そのとおり。








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