たら

福井→京都に住んではや20年。猫好き、ドラマ好き、カフェ好き、神社参拝好き、ちょっと「いらち」。よろしくお願いします。

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最近の記事

私は変われる

ずっと、外側の出来事にとらわれていた。 嫌なこと、苦しいことがやってくるたびに 周りの人や環境のせいで、自分は苦しいんだ と思い込んでいた。 自分の気持ちより、 周りの人間の感情ばかり気にして 自分をよく見せようとばかり考えていた。 うまくいかないループに入っても、 あの人が…あの組織が…と原因を作り、 誰かとその愚痴を言い合うことで 自分の気持ちを納得させていた。 でも、 そんな人生、どうなん!!? 半年前、ずっと続けていた仕事をやめた。 環境を変え、仕事の人間関係を断ち

    • もしも学校の先生を主人公にしたドラマの脚本を私が書くとしたら

      教師が主人公のドラマといえば、 ひと昔前の設定はヤンキー、任侠、金八といろいろあるが 大体が、生徒と紆余曲折ありながらも 分かり合い、最後は涙、涙で卒業を迎える。。 そんな熱血・感動ものが多い。 最近では、そこにミステリー要素を入れ、 教師と生徒との間に心理的駆け引きの強い クセ強めのドラマも見られる。 でも、所詮はドラマ。 現場をよく知っている立場から見ると ちゃんちゃらおかしい。 実際の教員は、もっと地味で、ぱっとしていない。 日々、淡々と授業を進め、 学校行事のノルマ

      • わたしがんばってます仮面を脱いだ日

        ちゃらんぽらんで勉強ができない子だった。 やればできるのに…と親友のあっちゃんや真弓に毎日言われ、 それでも何かを褒められることに全く無欲で いつも全身どろだらけになって暗くなるまで遊んでいた。 勉強なんて最小限しかしたくない、 大学に行くなんて物好きな…とすぐ就職して のんびりだらだら暮らす、そう思っていた。かなり強く。 ところが、地元の何もかも平均的な公立高校に入り、 期末テストで学年トップの成績をまぐれで取ってしまった。 努力したというより、 そのときの担任の古文・漢

        • TVのない生活なんて

          こんばんは。 退職して早3か月。すっかりテレビっ子です。 朝起きて、すぐつけるのはEテレのテレビ体操。 やる気のあるときは背筋の伸びた体操のお姉さんと一緒に 10分間、きびきび体を動かすが、 ぼーっとただ眺めている日も多い。そんな朝の始まり。 あさドラはBSで「あまちゃん」「らんまん」、 その流れで「こころ旅」。火野正平の食事のチョイスにいつも共感する。 さらに「あさイチ」→「よーいドン」(関西テレビ)と続く。 (「よーいドン」は関西ローカルのバラエティ番組。  昭和感あふれ

          ある看護師さんのひとこと

          #やさしさに救われて もうずいぶん前のこと。 母が体調を壊し、近所の内科医院に入院した。 和菓子屋の嫁で、 店のこと、舅小姑の世話、子どもの世話など 年中無休で働き続けた母。 誰よりも早く起きて、誰よりも遅くまで働いていた。 そのころは和菓子の注文が特に多かった時期で 無理をしたのだろう、しばらくゆっくり静養すれば回復するだろうと 私も含めて、家族みんな軽く考えていた。 近所の内科の医師は 原因が分からないが、食欲がない母に抗生物質の点滴を続けた。 点滴をすると、たちまち元

          ある看護師さんのひとこと

          ねこがいれば人生楽しい

          #猫好きさんと繋がりたい 半年前に父を看取り、長い長距離介護から解放された。 母は30年前に他界しており、 シングルのため、生涯、親の介護をすることから卒業となった。 兄は遠くで家庭を持っており、一年に一度会うかどうかという関係。 そんな状況になり、必死で続けてきた仕事を辞めた。 小学校の先生を30年近くやってきた。 当時は狭き門だった教員採用試験をクリアし、 激務と言われる仕事にも、 プライドを持ってやり続けてきた。 先生という肩書きしかなかった私が、 それを手放すな

          ねこがいれば人生楽しい

          ゴールド免許は遠い夢

          5年ぶりの運転免許更新のお知らせがきた。 この5年の間に、軽微な違反2回。 しかも2回目は2か月前。 お知らせのはがきには 「違反講習者」として120分の講習を受けるようにと書いてあった。 懺悔と後悔。時々愚痴。 そんな私も素直に現実を受け止め、 やってきたのは、辺鄙な場所にある運転免許教習所。 午前9時に予約していたため、 長蛇の列で待つ人の横を余裕で座って待っていた。 9時になり、予約専用入り口に並んだら、 「お待たせしました。」 と、促されたのは、さっきの長蛇の列の最後

          ゴールド免許は遠い夢

          うちのねこ(2)

          #ペットとの暮らし ねこがうちにやってきたとき、 あまりの小ささに見失うことがよくあった。 どうしても見つからなくて 真っ青になって探していたら ゴミ箱の後ろから、こそっと見ていた。 知らない家、知らない人間にいきなり連れてこられ、 それはそれは、恐怖だっただろう。 しかし、ねこは順応する。 3食用意し、あたたかい寝床の気持ちよさを知ったねこは 膝の上で熟睡するまで1週間もかからなかった。 小さすぎて、押しつぶさないように ヒヤヒヤして、このころは常に睡眠不足だった。 そん

          うちのねこ(2)

          うちのねこ

          もともと猫好きではなかった。 しごく面倒くさがりなので、 生き物の世話をすることにむいていない人間だと ずっと思っていた。 そんなある日、猫カフェに誘われる機会があり、 生まれてまだ2か月の子猫をだっこしたとたん、 猫のとりこになってしまった。 通りすがりの素人が、 あれよあれよという間に、猫の飼い主になったのは 5年前のことだ。 名前は 麦。 茶トラで、なんとなく麦が呼びやすいかと 適当につけた。(当初は、ゆず、まる、ちゃちゃ、などいろいろ名前を変えていた。) とにかくかわ

          うちのねこ

          母と行った最初で最後の東京

          ブレッド&バター「今日の出来事」エンディング曲 #思い出の曲 #ブレッド&バター #亡き母 母は、私が18歳のときに、腎臓がんで亡くなった。 突然のことだった。 咳が止まらないという症状から原因不明と病院を転々とし、 今では考えられないが、ようやく腎臓に癌が見つかったときには 既に手遅れだった。 母が居なくなってから、すでに30年以上たつが、 今でも母の思い出は鮮明だ。 そんな思い出の中で、 母の楽しそうな笑い顔が最も思い浮かぶのが, ブレッド&バターの「TONIGHT

          母と行った最初で最後の東京