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もし明日死ぬとしたら今日何をするか

「もし明日死ぬとしたら?」明日があると思って生きてるから、本当にやりたいことを後回しにして生きてるんじゃないか。

ゆうさいさんとの出会い

最近ご縁あって株式会社bona 代表 奥 祐斉さんに出会った。

きっかけはゆうさいさんがカレーに合うスパイスを探して来沖された時に、パートナーのつながりもあり自分の住む島を案内させてもらった。

会った瞬間から引力の強い人だと思った。

見た目ガラが悪くて、ずっとしゃべり倒していて、だけど自分の気持ちに素直なところが子供っぽくて、どこか人を惹きつける魅力がある人だった。

どうやったらこの年までこんなに純粋な心と尖った部分を削られずに生きてこれたんだと思うくらい、尖り散らかしてた。

羨ましいなーと感じたし、自分もこの年まで曲げずに尖り続けられるのかなと思った。

出会った夜にお話しできる機会があったので、ゆうさいさんに一つ質問をした。

「ゆうさいさんのパッションはどこからきてるんですか?」

その時にゆうさいさんの人生ストーリーを聞いた。

パッションの根源

ドラマみたいな幼少期を超えて、ゆうさいさんが初めて「海外を旅したい」というやりたいことを見つけた時に、自分が貯めたお金だけでは足りないことに直面し、これまでずっと支えてくれたお母さんに頭を下げたそう。

するとお母さんは郵便局に積み立ててあった学資保険を解約し、ゆうさいさんに100万円を手渡しながら「これで行ってきなさい」と背中を押してくれた。

これまたドラマのような話で、これで旅に行けると思った一週間後になんと最後まで応援してくれたお母さんが亡くなってしまう。

自分の人生のターニングポイントで、身近な人の死に直面し初めて「明日死ぬとしたら今日何をするだろうか」ということについて深く考えたと話してくれた。

そこで悲しみに暮れるわけでもなく、これまでの人生にバツをつけ、自分が本当にやりたいことをやり遂げることを決め、お母さんの遺骨を胸にオーストラリアをラウンド、世界を一周することになる。

めっちゃ笑いながら話してたけど、どれだけ過去に現実や自分と向き合っただろう。
だからか他者への自己投影や過去に囚われた怒りなどの負のエネルギーを感じなかった。

話の終わりにこんなことも話してくれた。

「今やりたいことがあってるかどうかんなんか気にするな、やりたいことはどうせまた変わる」

「ただ目の前の丘に登ってみることで、丘の先に川が見えたり、海が見えたりする。」

「その時に川で遊んでもいいし、海で釣りしてもいい。」

「本当にやりたいことにとりあえずチャレンジしてみろ」

「俺はカイトのやりたいことを応援してるぜ」

ずっとこの一言を探していたと思う、無条件に応援してもらえる一言を。

旅がしたい

ゆうさいさんに出会ってから二日間ずっと頭の中で自問自答していた。

「明日死ぬとしたら自分は何をしたいんだろう」

やるべきことは出てくるけど、やりたいことがなかなか出てこない。

そんな中今日たまたまサウナがあるホテルで作業をしていて、ひと段落ついてサウナに入った。

サウナに入ったことで、余計な思考ブロックが掛からなくなり、ふと「明日死ぬなら今日何するだろう」を考えた。

その時にパッと思い出した。

「そういえば、旅したかった。」

新しい友達や新しい価値観に出会うこと、今までの自分の固定概念がぶっ壊れるような体験、カルチャーショックをまた味わいたい。

と言うことで、海斗旅に出ます。

自分の今のやりたいことと繋がるかはわからないけど、後で点と点が繋がると信じます。


面白い人いたらぜひ紹介してください。



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