【楽天モバイル】800万回線突破　約4年半で達成

楽天モバイルは21日、18日時点で契約回線数が800万回線を超えたことを公表しました。楽天グループが通信事業を開始してから約4年半が経過し、1,000万回線への到達が現実的な目標となりました。この契約回線数には、「Rakuten最強プラン」「Rakuten最強プラン ビジネス」「Rakuten Turbo」などのBCP回線や、他のMVNE、MVNOの数も含まれています。

当初から、楽天モバイルはNTTドコモ、au（KDDI/沖縄セルラー）、ソフトバンクといった大手3社に比べて料金プランを安く設定していましたが、通信インフラの構築には時間が必要でした。これにより、4G LTEや5Gの整備が進む他社に比べて通信品質で遅れをとっていました。

初期にはauとのパートナーシップによりカバー範囲を広げていましたが、最近では自社の楽天回線エリアの整備が進み、今年6月には新たなプラチナバンドを使用したサービスも開始しました。これにより、自社インフラの整備が進展しています。

さらに、家族やシニア、若者、子供向けのプログラムを含む割引施策を強化し、「最強家族プログラム」「最強シニアプログラム」「最強青春プログラム」「最強こどもプログラム」などを導入しました。これにより、割引面でも大手キャリアに対抗できるようになりました。

このような改善策が功を奏し、加入者数の増加が順調に進んでいるようです。

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