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ちょっとホラーな御話🙈Ⅱ

皆さんこんばんは。曇天の中散歩をしてきた紗桜です。


今日は昨日の続きの第二話を書こうと思います。


✰妖怪枕返し?✰

 ちょうど4日前の6月6日。
 
 その日は一日とても良い日であったと記憶している。

 朝からしっかり掃除や洗濯をし、時間に余裕を持って制服の返却のため職場へ出向き、他愛もないおしゃべりをして帰宅。

 昼からはユーチューブの動画でカードリーディングを視聴し、ヒーリング音楽をBGMに冥想。
夜には晩御飯の支度をして、食事が終わったら歯を磨き、noteに記事投稿。

 いつもどおりの日常を過ごしてこの日を終わりましたとさ…。

 夜十一時少し過ぎた頃、電気を消し、布団に入る。 もちろん家の者も就寝中。

 最近はヒーリング音楽をかけなくてもよく眠れるので、この日もスマホの電源を落として就寝した。

 はじめのうちは、上の住人の生活音がうるさくて、気になっていたが、それも始めのうちだけ。気がつかないうちに眠りに落ちていた。

 どれぐらい経っていたのか……。

 私の頭と枕の間に敷いていたタオルを、誰かに引っこ抜かれそうな感覚に気づき、目も開けずに頭でタオルを枕におしつけ、持っていかれないように抵抗しました。
 
 仰向けに寝ていたのですが、その状態で頭に力を入れると、首まで痛くなるので、途中寝返りをうって、横向きで応戦。

 しかし次第に相手も力加減が増してきて、こちらも力が入るので眉間に深いシワが寄るのを認識しながら、取られてなるものかと必死です。
 
 いや、おかしな話です。

 本当なら家の者が皆寝入っている時間に、誰かが枕に敷いたタオルを取りにきたのだから、普通なら不審者を疑うべきところ。

 しかし目当てが私の頭と枕の間のタオルとなると、不審者というより、妙な存在だろうという考えになるのに時間はかからなかった。

 もとより、この世に幽霊がいるというなら。

 人類が生まれてこの時代まで、数えきれない人間と生物が死んできたのだから、うかばれずに未練を残して逝ってしまった霊は数限りなし。 
 ならばこの世は幽霊だらけでも不思議はないと思っている私ではあるものの、何故タオルを引き抜こうとするのか? それも凄く強い力で。
 まるでこれは自分の物だといわんばかりの力で
引き抜こうとしてくる。

 それに対抗しているうちに、こちらの体力がいい加減無くなりかけてきた時、どこからか、ガラスのコップに氷を入れて、カラコロ音をさせている、そんな音が聞こえてきた。

 すると、カラコロの音にあわせてグッグッとタオル引抜こうとする。

 カラコロ…グッグッ…、カラコロ…グッグッ…

 まさか枕返しの妖怪か?

 私はこの一件が起こる前、そんなに悪い夢を見ていた感覚はない。 それどころかぐっすり寝ていて、夢を見ていたかどうかもわからない。

 カラコロ…グッグッ…、カラコロググッ……

 カラコロカラコロ、カラコロ…カラン…

 カランという音とともに私はスッと眠りについたしまったようで、次に目を覚ますと、スマホのアラームが鳴っていた。 

 朝6時半。

 ゆっくり起き上がり、枕を見る。

 特に乱れもなく、枕はちゃんとタオルを乗せて そこにあった。

 いったいなんだったのか?

 幽霊か? 妖怪か? 

 何にしても、一番の驚きは、自分が慌てふためき叫びもせず、それらと力比べをしていたことだ。

 怖いものなしも考えもの。

 朝一番フッと口を開いて出た言葉は……

 「この世で一番怖いのは、生きた人間以外にないか…」

 さてこのあと、眠りの浅さを昼寝でカバーした
というお話でした。

                 終

 ホラー映画やドラマは怖くて見ないんです😅
お化け屋敷も大嫌い……絶対入らない❗❗❗

 でも自分の身に起こると、なんだか怖いというより、出ていってほしくてムキになる😄💦

 いいのか悪いのか……🫠

 第一話と今回の第二話の間が凄く空いているのですが、その空いた時期には金縛りが二度ほどありました。 でも金縛りについては、脳が起きているのに、体を起すための脳からの伝達が上手くいかなくて起ると聞いたことがあるので、私はそのまま寝ます😆
 すると目が覚めたら次の朝というは感じでした。

 ではちょっとホラーな御話はこれでおしまい🎬


🎬📚いつもスキ、コメント、フォローありがとうございます✨閲覧のみの方も大変感謝感謝しております✨明日からは日常で”?“と思っていることについて書きたいと考えています。📚🎬

 



 

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