独学でも法人税法一発合格できた勉強方法を紹介します 30代不動産屋が汗だくで税理士試験を独学3年で官報合格する⑩
こんにちは。もじゃと申します。
今回は法人税法を独学で一発合格できた勉強方法などをご紹介したいと思います。
まず本番の状況を詳細に記述すると、法人税法は9時開始で、本番中に空腹にならないようすることが最重要課題でした。
そのため寝起きからそばとおにぎりを食べまくった結果、試験前にお腹を壊して遅刻しかけました。
なんとか間に合いましたが、本番中は逆に空腹に襲われ、集中力が高まらず、もう一個おにぎり食べておけばよかったと後悔しました。
そのため計算はそこまで難易度の高い問題はありませんでしたが、集中力が低く、72分と思ったより時間がかかりズルズルの手応えでした。
理論でようやく集中力が高まりましたが、残り時間もなく、きれいな文章を深く考えている暇がなかったので思いつくまま書き殴る戦法に変更しました。
理論は3問あり、
特定同族会社の留保金課税について
評価損の損金算入について
粉飾決算の更正の請求について問われました。
留保金課税と評価損は重要な論点と分かっていたので特に驚きはありませんでしたが、まさか粉飾決算が出てくると思いませんでした。
驚きましたがなぜか粉飾決算の論点はしっかり対策していたので、ここで差がつけれると思い腕が取れそうになるまで書きまくりました。
120分しっかり走り切ることができましたが、終了後はあまりに計算の手応えがなかったため、試験終了後の羽を伸ばすことを楽しみにしてましたが放心状態でその後に食べたご飯はなんの味もしませんでした。
自己採点したらボーダーにはギリギリ乗っていたので少し安心しましたがそれでも合格発表まで悶々とした日々が続きました。
官報に自分の受験番号が載っているのを確認し、合格証書が届いたときにこの勉強方法で税理士になっていいですよとお墨付きを貰えたような気がして大変自信になりました。
ただし、税法が簿財と比べて大変といわれる理由は理論暗記のしんどさにあると思っています。
実際理論暗記をして大変辛かったですが、辛いのは他の受験生も同じですし、ここでしたしんどい思いは必ず実務に活きてきます。
現在税理士法人で事業承継の仕事に携わっていますが、しんどい理論暗記を乗り越えたおかげで論点を忘れにくくなるため大変重宝しています。
そこで法人税法を独学でどのように合格したかの勉強方法と心構えをご紹介させていただきます。
何度も失敗して試行錯誤しましたのでご参考になると思っております。
《目次》
(1)合格するための心構え、メンタル
(2)法人税法(計算)の勉強方法
(3)法人税法(理論)の勉強方法
(4)直前期にやったこと
(5)法人税法勉強スケジュール記録
(6)法人税法本試験当日の流れ
(7)最後に
税理士試験の税法科目が簿財と比べて厳しいといわれる理由の最たるものとして理論問題にあると思っています。
理論暗記は最後は根性と気合で乗り越えなければならないので絶対に合格するという強い気持ちがなければ税理士試験の税法科目は挑まないほうが人生幸せかもしれません。
しかし、税理士試験は優秀な人だけが合格するわけではなく、頑張った人が合格する試験だと強く感じました。
ですので、税法科目に挑まれる方は相当の覚悟を持って勉強されていると思います。
以下の記事で私の体験談と勉強方法を記載しています。
皆様の税法の試験勉強に必ず活かせると思いますのでぜひお読みください。
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