算命コーチ鞠の雑記帳(その45)~世界のリーダーの天冲殺(その2)~
算命コーチ鞠の雑記帳(その45)
~世界のリーダーの天冲殺(その2)~
雑記帳では、シリーズではない話題をみなさんにお届けする
わたしの「閑話(雑談)」です。
前回の雑記帳44では、トランプ氏の大統領1期目と2期目の現在で世界のリーダーはどように変わったかをみてみました。
2017年から世界のリーダーは大きく変わっていないようにも感じます。
トランプ氏1期目(2017年1月-2021年1月)
トランプ氏(1946年6月14日生まれ)・・・子丑天冲殺
日本:安倍首相(1954年9月21日生まれ)・・・申酉天冲殺
中国:習近平国家主席(1953年6月15日 生まれ)・・・辰巳天冲殺
ロシア:プーチン大統領(1952年10月7日 生まれ)・・・午未天冲殺
ドイツ:メルケル首相(1954年7月17日 生まれ)・・・申酉天冲殺
イギリス:メイ首相(1956年10月1日生まれ)・・・辰巳天冲殺
ジョンソン首相(1964年6月19日生まれ)・・・寅卯天冲殺
フランス:マクロン大統領(1977年12月21日 生まれ)・・・寅卯天冲殺
1期目のトランプ氏について
安倍首相との関係は・・・
安倍さんは、在任期間が長いのでトランプ氏との交流頻度は高かったようですね。
子丑天冲殺のトランプ氏と申酉天冲殺の安倍さん。
子丑天冲殺のトランプ氏は、未来志向です。
子丑天冲殺は北方意識(龍高星・玉堂星)が不自然となるため、
真逆の南方(鳳閣星、調舒星)に意識が向かいます。
南方は未来志向です。
楽しいことに意識が向かいます。
楽天的で「自分のやりたいことをやりたいようにやりたい」と考えます。
子丑天冲殺の方は、身強の星を持っている場合が多いため、
強いリーダーシップで周囲を引っぱっていきます。
身強の星のリーダーは多少強引にことを進めていく人が多く、
なんでも自分でやろうとします。(自分でできてしまう)
そのため、人に任せることが苦手です。
あれもこれも発想豊かで行動力がある子丑天冲殺のトランプ氏は、
自分で仕事を抱えすぎてします傾向もあるようです。
一方、安倍さんは申酉天冲殺です。
申酉天冲殺は西方意識(車騎星・牽牛星)が不自然となります。
真逆の東方(貫索星・石門星)に意識が向かいます。
じっくりと物事を考えながら、前進していきます。
子丑天冲殺同様、周囲を巻き込んで先導しながら物事をすすめていくことが上手い人です。
トランプ氏と安倍さんはどちらも前進力があり、
「未来に向かってどんどん行動していく」感覚が共通しているため、
互いの目的のための交渉ができたのではないでしょうか。
トランプ氏は良くも悪くも素直な方のようなので、
好き嫌いもはっきりして、わかりやす印象ですね。
トランプ氏にとって安倍さんの申酉天冲殺は自分の行動に勢いをつける加速装置のような存在となります。
また、安倍さんにとってトランプ氏の子丑天冲殺は未来へ意識を向けるためのきっかけとなる存在となります。
ドイツのメルケル首相も安倍さんと同様の申酉天冲殺ですので、
トランプ氏にとっては同様の存在といえます。
プーチン大統領は午未天冲殺です。
トランプ氏とは、反対の位置の天冲殺です。
南方(未来)意識の子丑天冲殺と北方(知性)意識の午未天冲殺。
二人は自分の持っていない要素を持っている者同士です。
プーチン大統領からトランプ氏は「感覚が全く異なる人」として印象づけられているかもしれません。
トランプ氏からプーチン大統領は論理的で堅苦しい、融通が利かないと印象からもしれません。
子丑天冲殺と午未天冲殺は真反対の要素をもっているため、意見の違いや衝突は多いです。
互いの理解を深める(違いを違いとして受け入れる)ことができれば、
物事を一緒に取り組むにはよい組み合わせとなります。
互いに国のトップ同士ですから「理解を深める」というのは難しいですね。
子丑天冲殺と午未天冲殺
寅卯天冲殺と申酉天冲殺
辰巳天冲殺と戌亥天冲殺
真反対の天冲殺同士は何かと意見がぶつかり合います。
理解ができないと感じることも多いのですが、
自分が持っていない要素を真反対の天冲殺の方は補いカバーしてくれる役割も持っています。
仕事では実は真反対の天冲殺同士の組み合わせは良い結果、成果を手にしやすいです。
そのためには、互いの理解が必要です。
トランプ氏にとって2期目を迎えるための選挙はちょうど子丑天冲殺の期間でした。
2020年は月干支が「天剋地冲」です。
年運で月干支が天剋地冲の場合、「自分の立場が変化」を表しています。
一旦区切りをつけて再スタートの年となります。
大統領の「立場」を離れるということも立場の変化の年であったといえます。
次回は2期目のトランプ氏と世界のトップをみていきます。
お楽しみに!