算命コーチ鞠の雑記帳(その6)循環法(二人の映像監督を比較!)山崎貴さん・庵野秀明さん
雑記帳では、シリーズではない話題をみなさんにお届けする
わたしの「閑話(雑談)」です。
今回のテーマは
「循環法(二人の映像監督を比較!)山崎貴さん・庵野秀明さん」です。
循環法とは?
陽占に十大主星(十方天星)の相生関係の流れの止まる場所(星)をみつける技術です。
相生関係の流れが止まった星を「極」といいます。
極はその陽占の十大主星で大きく稼働する星です。
自分の持ち味として発揮しやすい星といえます。
今回は、実例を解説しながら特性(持ち味)をどのように発揮できるかを見ていきましょう。
先日アカデミー賞で視覚効果賞(「ゴジラ‐1.0」)を受賞された山崎貴さと
「シン・ゴジラ」を制作された庵野秀明さん
お二人の命式をみていましょう。
山崎貴さん
・ALWAYS 三丁目の夕日 シリーズ
・永遠の0
・寄生獣シリーズ
・海賊とよばれた男 など
さまざまな映像表現にチャレンジされている日本を代表する映画監督です。
では、山崎貴さんの陽占を循環法でみてみます。
金生水(牽牛→龍高) 龍高星で止まります。
鳳閣星や調舒星(火性)は生相関係に影響しません。
山崎さんは龍高星がご本人が活かしやすい特性(持ち味)となります。
南方に龍高星が配置されているため、
自分の夢、未来に対して「創造的な行動」をします。
革新的なことを生み出し世の中へ広げることに意欲が高まる人です。
人と異なることや新たな創造へ力を注いでいきます。
また、鳳閣星や調舒星は「表現力」の星です。
ドキュメンタリーや物語どちらも製作できる能力をお持ちです。
調舒星を2つお持ちであるため、特に表現へのこだわりが強く、妥協をすることはない方だと思います。
次に庵野秀明さん
・ふしぎの海のナディア(テレビアニメシリーズ)
・新世紀エヴァンゲリオン(テレビアニメ、映画シリーズ)
・シンゴジラ
・シン仮面ライダー など
監督作品の一部です。監督作品以外のでもジブリ作品の原画や80年代の様々なアニメ作品の制作で携わっています。
独創性がある才能豊かな映像監督ですね。
庵野さんの陽占を循環法で見てみましょう。
金生水(車騎→龍高)⇒水生木(龍高→貫索・石門)⇒木生火(貫索・石門→調舒)
調舒星で止まります。
庵野さんは調舒星がご本人が活かしやすい特性(持ち味)となります。
東方に調舒星が配置されているため、
仕事、社会に向けて調舒星の特性が活かされます。
調舒星は、山崎さんの時にも記しましたが「表現力」の星です。
自分の内なる世界を表現する方法として芸術を手段にする場合があります。
調舒星は自分の仕事や成果物に「完璧」を求めます。
納得しないものは世に出さない、納得できないものができないのであればしないと決めるのも調舒星です。
自分が納得しないものは、公開できないと時間をかけて制作へ取り組む姿はまさに調舒星の特徴といえます。
自分の想いを人に伝えることが苦手です。
直接的な表現を好まない、そのため他者から理解を得にくいことも多く、結果孤独になってしまうことがあります。
「よき理解者」を得ることで大きな才能を開花できます。
南方の石門星は周囲の人を巻き込みながら自分の目的を進めていくことができるため、
庵野さんをサポートしてくれる多くの方が関わって、素晴らしい作品が生み出されているのだと思います。
お二人の陽占を循環法でみてみましたが、
持ち味は「龍高星」と「調舒星」と異なりますが、
創造者、表現者であり、モノづくりに強いこだわりをもっていると感じました。
循環法で止まる星がどの位置なのかで、どのような場面で活かすことができるのかを知ることができます。
どのような十二天星と組み合わさっているかも重要ですね。
次回もお楽しみに!