六十干支⑦~(2)乙丑について~中庸の人
六十干支⑥
~(2)乙丑について~
このシリーズでは六十干支ついて解説してきます。
今回のシリーズでは、五行ごとにまとめて解説していきます。
木性の陰・・・乙(おつぼく)の干支
干支番号2 乙丑(おつぼくのうし)
冬の草花
乙~草花
丑~大地、冬(晩冬)
冬(丑)晩冬の雪解けの間近の大地にたたずむ草花。
宿命に乙丑を持ちの方(主に日干支)
・落ち着いた雰囲気
・新しいことへのチャレンジに意欲的
・現状変更へ行動力を発揮
・一途な気質、自分の考えをまっすぐに人に伝え、行動する
・集団行動がやや苦手(自分のペースで行動したい)
・自身は意識してなくとも周りから注目されやすい
・周囲が落ち着く優しさがある
・自分より他人を優先させて行動する
宿命に乙丑を持ちの方(主に日干支)のありがたい五行(精神を整える五行)とは?
冬の湿った土に咲く草花であるため、
暖かい太陽(火性)が必要です。
また、火性の燃料となる木性もありがたい五行となりますが、
木剋土と自身の丑(土性)を剋す場合もあるため、
その他の月干支、年干支の五行バランスによって変わります。
乙丑は、天干が地支を剋す(木剋土)の関係性ですが、
丑の中に含まれる五行エネルギーはバランスがよく、寒い冬の草花が春に向けて成長をするための要素自身に蓄えている干支です。
精神を整える五行を生き方に活かすには?
乙丑の方は火性がバランスを整えるための五行となります。
日干支が乙丑の方は、寒い冬を耐え抜く草花のように「忍耐強い」方です。
そのため、自分の内面を周囲に伝えることは苦手です。
自己犠牲に近い他者への優しさがあります。
そのような乙丑の方は、自分の想いを表現することです。
また、行動が一直線になって周囲をえてないこともあるため、
のんびりと心身を休めて、自分の行動を振り返る時間を持つことも大事です。
乙丑が日干の方は、「戌亥天冲殺」
戌亥天冲殺の方は発想が豊か、夢を語ると周りが引き込まれてしまいます。
組織の中ではなかなかなじみにく点もありますが、
戌亥天冲殺の方の「才能」を見抜き、活かしてくれる人からのサポートを受けることができると、
大きく成長ができる人です。
詳しくはこちらへ
乙丑(主に日干支)の方は、
乙丑の方は、忍耐力があるため一つ事を長く取り組むことで多くの成果を手にすることができます。
あれこれと迷いが多い場合は、良い結果をのぞめません。
また、配偶者との関係は自身が優位に立ってしまうことが多いです。
相手が受けて止めてくれる器があることで何り立っている関係であるため、
配偶者への感謝を表現することも大事です。
次回は「12番干支 乙亥」を解説します。
お楽しみ!
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