算命コーチ鞠の雑記帳(その39)首相と官房長官を天冲殺でみてみる(その1)
算命コーチ鞠の雑記帳(その39)
首相と官房長官を天冲殺でみてみる(その1)
雑記帳では、シリーズではない話題をみなさんにお届けする
わたしの「閑話(雑談)」です。
今度の日曜日は選挙ですね。
みなさんのお住いの地域でも候補者の方が活動しているのではないでしょうか。
今回の選挙については選挙後に出そろった顔ぶれの中から解説してみようかと考えています。
今回の雑記帳は、
首相の「女房役」や「首相の右腕」といわれる官房長官について算命学の観点からみてみましょう。
令和になって首相を務めた方は4名
・安倍 晋三(1954年9月21日生まれ)
・菅 義偉(1948年12月6日生まれ)
・岸田 文雄(1957年7月29日生まれ)
・石破 茂(1957年2月4日生まれ)
4人の首相の官房長官をみてみましょう。
〇安倍首相の官房長官
●塩崎 恭久(1950年11月7日生まれ)
第一次安部内閣の官房長官(在任2006年9月26日 - 2007年8月27日)
学生の頃は坂本龍一さんの音楽活動の先輩だったようです。
●與謝野 馨(1938年8月22日生まれ)
第一次安部改造内閣の官房長官(在任2007年8月27日 - 2007年9月26日)
作家与謝野晶子さんのお孫さんです。
この時期に安倍首相は体調不良により首相を辞職。
●菅義偉(1948年12月6日生まれ)
第二次安倍内閣の官房長官(在任 2012年12月26日 - 2020年9月16日)
在任期間も過去最長を記録しています。
安倍内閣の官房長官といえば菅さんと思われる方は多いのではないでしょうか。
3名の方と安倍首相を天冲殺で見てみましょう。
安倍首相は申酉天冲殺です。
申酉天冲殺の方は物事に勢いつける役割を担います。
前進力がありどんどんとやりたいことを進めようとします。
申酉天冲殺は西方意識(結果、配偶者、家族)が不自然となるため、
東方意識(仕事、社会、友人・兄弟)へ思考が向かいます。
申酉天冲殺は保守的な考えを持つ方も多いです。
先祖が守り抜いたものを大事にしようという思考になりやすいです。
★安倍首相ー塩崎 恭久
塩崎さんは「寅卯天冲殺」です。
寅卯天冲殺は、
東方意識(仕事、社会、友人、兄弟)が不自然となるため、
西方意識(結果、配偶者、家族)へ思考が向かいます。
前進力はないのですが、周囲の人への気配りや配慮を大事にして物事をすすめていく人です。
やや大雑把で大胆な行動をすることで周囲を驚かせたりします。
様々な人とバランスよくコミニケションが取れる人です。
安部さんと塩崎さんは申酉(西)と寅卯(東)で互いの意識の進行方向でぶつかり合う関係性です。
互いが真逆に位置している意識や思考であるため、
意見がつぶつかることも多くなります。
やりたいことへ向かおうとすると互いが「ブレーキ」となることが多くなります。
しかし互いにないもの(持ち味、才能)を持っているため、
「理解」を深めることができれば、「良きパートナー」となる関係性です。
人間性が高まると真逆に位置している天冲殺同士の関係は、
自分の世界を広げる大事な存在となりえます。
また、塩崎さんは陰占がほぼ火性エネルギーにまとまっている方です。
地支が三合開局(火性)です。
自分の意思をカタチにするために意見を変えることはなかなかしません。
この方が補佐でいることは、
意思が合えば力強いですが、
意見が合わない場合はなかなか大変かもしれませんね。
三合開局以外に生年天冲殺や生日天冲殺など目上や立場上の人とうまく関係を作りにくい要素もお持ちです。
安倍さん(申酉天冲殺)が塩崎さん(寅卯天冲殺)の持ち味を活かすためには、
塩崎さんの意見を聴き、その奥にある本音や本当の目的などを引き出すやり取りをすることが重要です。
ちょっとだけ記事にしようと思ったのですが、
長くなりそうなので分割してアップします。
次は与謝野さんと菅さんと安倍さんを解説します。
次回もお楽しみに!