ミュゼ活の勧め②フェルメールと17世紀オランダ絵画展
大阪市天王寺区にある、大阪市立美術館。
こちらで7月16日~9月25日まで開催されていた「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行ってきた。
フェルメールといえば、最初に思い出すのは
「真珠の耳飾りの少女」。(今回は展示されておらず残念。。)
今回の美術展の目玉は「窓辺で手紙を読む女」。
その絵画の注目すべき箇所は、フェルメール自身が塗りつぶしたと言われていた、少女の後ろの壁に描かれていたキューピッド。
実は、フェルメール以外の何者かによって塗りつぶされたという事実が判明したそうだ。
そして、今回世界で初めて(本国以外で)キューピッドが一般公開された。
丁寧に、丁寧に。
何年もの年月を費やして綺麗に絵具がはがされ、現れたキューピッドの絵は美しかった。
「僕はここだよ~」と言われているかのようだった。
土曜日だったので美術館は大盛況だったが、やはり「窓辺で手紙を読む女」の絵の前には一番の人だかりができており、なかなか正面からじっくりと見ることはできなかった。
フェルメールの絵画以外にも多数の画家の絵画が展示されていたが、ヨーロッパの絵画を眺めていると、どうもヨーロッパに行きたくなってしまうのは私だけだろうか。。。ああ、海外へ旅に出たい。
小芝 風花さんの音声ガイドもじっくり聞かせていただいた。
説明があると、絵画への興味もぐっとあがるし、より引き込まれてしまった。
大阪市立美術館は天王寺駅から徒歩5分ほどで、アクセス抜群。
隣に天王寺動物園もあるので、立ち寄ってみるのもアリ。
※2025年春頃まで改修工事のため、現在は閉館しているそうです。
大阪市立美術館 | 大阪市立美術館は、特別展(大規模な美術展)や、収蔵品の展覧会、全関西美術展、日展などを開催している、歴史ある大阪の美術館です。 (osaka-art-museum.jp)