寂しくないバイバイ
余韻ひたひた。。
過日は僕の最愛の推し、来栖りんちゃんの初ワンマンライブに行ってきた。
またひとつ、宝物が増えた。
もちろん心のね。
世界一愛しい推しが、全力で踊って、歌って、ファンのために最高の景色を見せてくれる。これ以上生きることの幸せはあるだろうか。本気でそう思った。ライブのタイトルはHappy Lucky Partyなんだけど、りんちゃんのおかげで僕はこの時、世界一HappyでLuckyな気持ちになれた。この先どんなことがあっても、りんちゃんについていく。ずっとりんちゃんの味方でいる。こんな不器用な方法でしか発信できないけど、本当にりんちゃんを愛してる。宇宙一幸せになってほしい。
※手短に要約すると、ますます推しへの愛が深まったということです。
まあ溢れ出る思いは一旦これぐらいにしておいて、せっかくなので一曲ずつ感想を綴っていこうではないか。いわゆるライブレポートね。ここから先はセトリやMCの内容を含む大幅なネタバレがあるので、ご承知おきを。逆にもし読者の中に行った人がいれば、かなり通じ合う部分があるかと(笑)
先にお詫びしておくと、(たぶん)歴代の僕の記事で最長の文章になります。ファン以外の人にとってはよくわからない内容が続きますが、少しでも僕の推しに興味を持ってくれたら嬉しいです。
オープニング
くるーず!(りんちゃんのファンクラブ)に入っている人は見覚えのある光景がモニターに映しだされた。
今回のライブグッズであるりんちゃんのアクリルスタンドA・B・C・Dの4体が並んで登場し、何やら会話をしている。そう、来栖りん本人がアテレコしているのだ。しかも少年っぽい声だったりお嬢様的な声だったりとそれぞれ微妙に違う声色で、一応同じ個体ながら性格はみんな異なる設定の模様w
ライブ開演へのワクワク感をかわいく演出してくれた。
①ハピ♡ラキ
今回リリースした最新アルバム「Happy Lucky Diary」、そしてこのライブの表題曲ともいえるこの曲で元気良くスタートした。いつも画面越しで見ている推しが目の前にいるのが夢のようだった。しかも座席は左半分と右半分に分けられていて、僕は左半分の右の端っこ≒中央にいたため、りんちゃんが視線の直線上にいるという神位置だった。ただただ、推しの尊い姿を眺めていた。時間も忘れて。
②くるーず!
ファンクラブ名と同名の曲。1stシングル「I wish」に収録されている。個人的にメロディーラインがかなり好みの曲。まだ2曲目なのにAメロで感極まってしまった。一人でw
楽曲の名前であり、ファンクラブの名前であり、もちろん「来栖」のもじりでもあり、そして「航海」を意味する英単語の「cruise」ともかけている。それでこの歌詞はもう泣くしかないよね。
りんちゃんの船出は大成功だよ。そう伝えたい。
MC①
ここで挨拶。細かい内容は忘れた。
次の曲がコールありきなので、その「レクチャー」をしてくれた。音楽ありで何回か練習もして、なかなか本格的だった。
③Get you ×2
予行演習が終わるとすぐにミュージックスタート。コールは個人的に苦手なのでスルーしたが、それでも十分楽しかった。実は初めてこの曲を聴いた時はそこまで刺さらなかったんだけど、こうして聴くとノリノリになれるし、サビも普通に好きだし、これからもライブの定番曲になりそう。
④臆病シャイガール
イントロからBメロにかけてとサビの緩急差が印象的な曲。想像以上にライブ映えする曲でよかった。りんちゃんのダンスが可愛すぎて破壊力えぐい。
⑤Hop Step Jump☆ウィンク
りんちゃんの楽曲の中でもニジマス色がかなり強い曲だなと最初に聴いた時から思っていた。ザ・アイドル曲な王道感がありこれも聴き応えがあった。
⑥恋愛サーキュレーション(cover)
ここから2ブロック(by 来栖りん)としてアニソンカバー祭り。1曲目は以前にテレビでも披露されたこの曲。アニソンを全然知らないこの僕が好きな貴重な一曲なので、まさかライブで聴ける日が来るとは。。もちろんリズムに乗ってお決まりのクラップなんかもやって、すごく楽しかった。
でも実はTwitterで昼の部に行った人たちのツイートでこの曲をやったことをネタバレされていたので、サプライズ感があまりなかったのがちょい残念。見なきゃよかった。でもりんちゃんのパフォーマンスは最高だった。もうちょい席が近かったら、この曲の見どころでもある表情の変化とかよく見れたんだけどな。
⑦恋ノ行方(cover)
全然知らない曲だったが割と好みの曲調だったので、すぐ好きになった。しかもカバーとは思えないほどしっくり来る。メロウな雰囲気の曲調で懐かしさも感じるのでいつの歌だろうと思って調べたら、去年だったw
⑧ハイタッチ☆メモリー(cover)
全然知らない曲第二弾。王道のアイドルソングという感じの元気な曲調。
なんとサビの歌詞の最後が「君とならHappy Lucky Life !」であり、偶然か、それとも?
⑨朗読劇~クアーフの海
これまでリリースイベントでミニライブが何度かあったが、アルバム最後のこの曲だけは披露されていなかったらしい。初解禁を楽しみにしていたファンはさぞかし嬉しかっただろう。
この曲は僕個人的に、今までの"アイドル"としてのイメージが強い来栖りんに一種の"アーティスト性"を与えるための試みなのではないかと推測している。アルバムで最初に聴いた時に、なるほどこういう路線でいくのか、と新たな期待が湧いたのを覚えている。
CD版にはなかったりんちゃんの朗読劇から始まり、波の打ち寄せる効果音がリアルに響く。こうして聴くと、物語性が強い曲なんだなと思う。
⑩境界 Identity
来た~!!って思った。可愛い・ポップ系の曲が多い中、この曲はシリアスな曲調でカッコいい系。ここまで青色のスポットライトが多めだったけど、赤色に変わっていたりしてバラエティの変化を楽しめた。
MC②
一気に5曲も歌い、ようやくひと区切り。汗だくになって息も少し切らしていた。でもすぐにMCが始まってここから結構長い間喋ってくれたと思う。
確かこのへんで写メタイムがあった。今日の私のどこがかわいい?と色んなポーズをして会場を沸かせたり、たくさん可愛いとみんなに大声で褒められて照れていたりんちゃんがずっと可愛かった。
⑪I wish
神様降臨。
本日二度目の涙が出ました。
⑫はじまりはいつも
イントロで「この曲を入れてあと2曲です!」と言われて、一気にエンディング感が強まった。元々この曲がそういう雰囲気を持っているので尚更。こんなタイトルなのに。
りんちゃんの笑顔とダンスに夢中になりながら、一瞬一瞬を噛みしめた。
⑬ばいばい、
多分この曲で最後だろうと思っていた。でもこれはさよならの歌じゃない。「寂しくないバイバイを君に教えてあげる」サビのこの歌詞が全てを物語っている。本当にいい歌詞。今作のアルバムの中でもかなり好き。ニジマス時代の来栖ソロっぽい懐かしい曲調でありながら、2サビ後のEDMっぽいところなど今までにないカッコいい部分もあり、新規のファンも従来のファンも両方楽しめる曲なのではないか。
エンディング
退場してみんなが着席すると、程なくして例のモニターにオープニングと同じあの人形劇(?)が再び上映。
もう前作と今作のアルバム曲を全て歌ったのに、みんなの力でアンコールをしてくれたらもう一度来栖りんが頑張ってくれる、と来栖りん(アクリルスタンドA)が発言。歌う曲はあるのかという心配については、どうにかなると。はて。
⑭SUMMER JOY (ec1)
アンコールの掛け声がやむと、再びりんちゃんがステージに戻ってきた。聴いたことのない賑やかな音楽とともに。なんと新曲とのこと!!これまたシングル級の雰囲気満載で、夏ソング。ハピラキの続編かな?
グッズタオルを振り回しながら会場全体で最後まで熱く盛り上がった。サビでジャンプするところもあり、今後の代表曲になる予感がもうしている。
明らかに僕よりも何倍も体力を消耗しているりんちゃんの方がタオルの振り回し方が激しく、僕の方はというとすぐ腕にタオルが絡まったり関節が痛くなったりと、情けない(笑)
そして最後にりんちゃんがサービスでタオルを投げたのだが、全く遠くまで飛ばず一列目の真ん前の人が拾っていた。この後のMCで遠心力がどうとかって言い訳していたのが微笑ましかった。笑
MC③
もう歌える曲は残ってないし、まさかニジマスの曲はやるわけないだろうしこれで本当に終わりかなと思って、最後のりんちゃんのMCを聴いていた。
ワンマンライブの開催が決まり、今日まで準備してきたことや、どうやったらみんなをもっと楽しませられるかなって考えてきたことの思いを、彼女の言葉で丁寧に語ってくれた。ここで感極まってしまったようで、うるうると涙を滲ませるりんちゃん。そんな姿すら愛おしい。
励ましの言葉が会場中に飛ぶ。僕も声には出さないけど、よく頑張ったねって、ありがとうりんちゃんって、ずっとテレパシーを送っていた。
最後は笑顔で終わりたいと、彼女は再びマイクを握った。
⑮ハピ♡ラキ (ec2)
同じ曲を2回やるのは今思えば邪道なのかもしれないけど、今回のライブに関してはむしろその方が意味があったのではないかと思う。ハピラキで始まりハピラキで終わる。Happy Lucky Partyという名前にふさわしい、最初から最後までずっと幸せで心から楽しいライブだった。
最後のアンコールが終わり、りんちゃんはこう言った。
ここまで応援してきてよかったって、心から思えた。僕の人生は間違いだらけだけど、この子のファンになれたこと、来栖りんを追いかけ続けてきたことだけは何の悔いもない。誰にも否定されない。これからも。
生きててよかったと思う瞬間って人生の中でそうそうないと思う。
そのうちの一つが、りんちゃん。君なんだよ。
最後の最後にそう言って彼女は笑顔で舞台を去っていった。
*
*
*
会場を後にする僕。
もう終わってしまったのに、みんな誰かと一緒にいる中で僕は一人で帰っているのに、不思議と寂しくなかった。それは君が教えてくれたから。寂しくないバイバイを。
また会えるよ。ねっ。
長い長い推しへの愛を読んでくださってありがとうございました。
4300字超えとか恐ろしいw
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