短歌です。 「万葉の歌をぱらぱら読んでいる 私の心は落ち着いている」 お時間があるときに、お読みいただけると幸いです。

万葉の歌をぱらぱら読んでいる 私の心は落ち着いている

ビギナーズ・クラシック 日本の古典 『万葉集』、角川書店編、株式会社KADOKAWA、平成13年初版発行。
を買って読んでいました。

おそらく上に貼ったページの本だと思います。

この本は万葉集の歌が抜粋されて載っていますが、そのいくつかを眺め読みしていました。

そのなかに読んでいると落ち着くような歌がありました。その一つをこの本の118ページから引用します。

原文の歌について。()内は読み方です。引用元の本の中には、漢字やひらがなの読み方が、ルビなどで伝えられています。しかし私はルビなどの振り方がわからなかいので、()で読み方を伝えています。
また、訳について。引用元の本では、漢字にふりがながふってありますが、ここでは省略いたしました。


「憶良(おくら)らは 今は罷(まか)らむ(ん) 子泣くらむ(ん) それその母も 我を待つらむ(ん)ぞ」 (三三七 山上憶良(やまのうえのおくら))




私憶良はもう失礼いたしましょう。今頃は子供が泣いているでしょう、それその母親も私を待っているでしょうから。

引用終わり

「それその」の「それ」がわかりませんが、「そもそも」と言い換えられる接続詞かなと考えています。
以上のような、率直な歌を読み、私の心は落ち着いていました。万葉集は比較的率直な歌が多いように感じました。



以上です。ちょっと長くなってしまったかもしれません。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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