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出展者から見たインディーゲーム展示イベントの比較

ゲーム制作にかかわる人が自由な記事を作る Advent Calendar 2024」12/8の記事です。


Pegass85

はじめまして、Pegass85代表の竹内と申します。巨大ロボ読み合いバトル『機動倶楽部Gブレイバーバースト』を開発しています。2024年は沢山のゲーム展示に参加したので、その経験をもとに出展者目線で各展示会の特徴をまとめてみました。なお、各展示会の評価はあくまで筆者個人の感想なので悪しからず。


目的別ゲーム展示会

まずはこの展示会には出ておけ → 東京ゲームダンジョン
プチオンリーをやってみたい → ゲームパビリオンjp
子供のテストプレイヤーを探している人 → BTR、SANUKI X GAME
気軽にゲーム展示をやってみたい → GAME^3

ゲーム展示会一覧

東京ゲームダンジョン

東京ゲームダンジョン6の弊ブース写真

SPEC

会場設備 S
出展費用 S
来場者数 S

解説

綺麗な会場、安い出展費、デカい机、余裕のある通路、とインディーゲム開発者ファーストというのは伊達じゃない。唯一にして最大の欠点は出展申し込みが数分で埋まってしまうことか。

公式サイト

ゲームパビリオンjp

ゲームパビリオンjp 2024の弊ブース写真

SPEC

会場設備 S
出展費用 A
来場者数 A

解説

大阪梅田で開催される大型インディーゲーム展示イベント。東の東京ゲームダンジョン、西のゲームパビリオンjpといった感じ。展示ブース配置が独特で、ロの字型になっている。そのおかげで展示ブースの後ろ側に余裕があり、搬入、搬出作業がとってもやりやすい。また、ロボゲ祭などプチオンリーが開催されることも特徴。筆者も2023年、2024年にインディーロボゲー祭に参加した。

公式サイト

BTR

BTR Lv4の弊ブース写真

SPEC

会場設備 A
出展費用 S ※1
来場者数 B

※1 2024年は先着20組は無料だった。

解説

青森県八戸市で開催されるゲームイベント。プロゲーマーとの対戦、ボートゲーム展示などゲームに関連する展示が一堂に介しており、その中の1コーナーとしてインディーゲーム展示がある。親子連れが圧倒的に多いので、子供のテストプレイヤーが欲しい時に重宝するイベントである。また、事前にPVを提出すれば、イベントの合間にスタジアムの大スクリーンで再生してくれる。これはものすごくエモい。

スタジアムで再生される弊ゲームのPV

公式サイト

SANUKI X GAME

SANUKI X GAME 2024の弊ブース写真

SPEC

会場設備 B
出展費用 A
来場者数 B

解説

香川県高松市の商店街の中でやるゲーム展示イベント。商店街 + 畳 + コタツ、というシチュエーションはここだけ。めちゃくちゃエモい。来場者は親子連れが圧倒的多数で、ここも子供のテストプレイヤーが欲しい時に重宝するイベント。出展日前日は著名人を招いての講演会、提灯を持っての商店街ねり歩きと、地域のお祭り感があってエモいです。

こんな感じで商店街の真ん中でゲーム展示します

公式サイト

GAME^3

第18回 GAME^3の弊ブース

SPEC

会場設備 B
出展費用 SS(無料)
来場者数 B

解説

東京科学大学のサークルtraPが主催するゲーム展示イベント。大学の講義室を貸し切って、1時間交代制でゲーム展示をする。試遊マシンを一台持って行くだけでOKなので、イベントの練習にも最適。

公式サイト


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