同じ日は二度とやってこない
「毎日を全力で生きろ」
「明日やろうは馬鹿野郎」
そんな感じで、とにかく1日を精一杯生きろという言葉がある。
前までは、この類いの言葉が何だか暑苦しくて好きではなかった。一生懸命でないのはおかしい、本気を出さなければ人間として失格、と咎められているような気がして。
だが、少しずつこの言葉の意味がわかってきた気がする。
高校3年生のころ、担任は「今日という日は二度と来ない。だから今日という日を精一杯生きろ」という趣旨のことを言っていた。受験勉強に取り組む我々への鼓舞の意味もあったと思う。
当時、その担任の言葉には納得していたが、実際1日を大事に出来ていたかというと、あまり出来ていなかったように思える。意識はしていたが、すぐ忘れてしまうことが多かったから。
社会人になった今、慣れない環境に居るとはいえ、毎日が過ぎ去るのが学生より早く感じている。気がついたら1年、また1年と過ぎ去って行くのだろう。
だから今日、この今、ふと考える。
「今ここで終わって、いいのか」と。
些細なことでもそうだ。もう少しなにか出来ないか。昨日とは違うなにかを実践できないか、と考えている。
まだまだ意識レベルだが、限りある時間で何をするか、という日々の思考と実践が肝要になると思っている。
今日という日は、二度とやってこない。
だから、今日できることをしていきたい。