デジタルデトックスのため、デジタル環境をあえてダウングレードしてみる

以前も記事に書きましたが、ボクは今、なかなか快適なデジタル環境を構築できていると自負しています。

家にいる場合は、MacBook Proに外部モニターや外部キーボードなどをつないで、作業しています。外に出かける場合は、iPhoneだけしか持っていきませんが、それで事足りています。あと、なにかあったとき用のサブデバイスとして、iPadも持っています。

ところが、最近になって、このデジタル環境は「ヤバいな」と感じるようになりました。

というのも、ここ数週間、国内外でとかく依存症の問題が話題になっています。この話題に触れるにつけ、「依存症ってコワいなあ」と他人事のように考えていたのですが、「ボクの場合はデジタル依存症だ」とハタと気づかされたからです。

たとえば、朝起きて最初にすることは、MacBookをオンにすることですし、日中は、MacBookやiPhoneをイジりながら、多くの時間を過ごしています。スクリーンタイムはオフにしているので、正確なデバイスの使用時間はわかりませんが、1日平均10時間以上は確実に使用していると考えられます。

この時間のうちには、必要があって使用している時間(あくまで主観ですが)が含まれるわけですが、必要もないのに使用している時間(こちらも主観ですが)も含まれます。むしろ、冷静に振り返ってみると、必要もないのになんとなく使用している時間の方が明らかに長いわけです。

医学上の言葉の定義は知りませんが(調べる気もありませんが)、「これは完全にデジタル依存症だな」と思いました。必要な使用時間はともかく、必要ない使用時間については、バッサリ削らなければならない、と思い立ちました。いわゆるデジタルデトックスというヤツです。

そこでまず、外部モニターや外部キーボードなどをMacBookから取り外すことにしました。つまり、快適セットアップをあえてなくし、MacBook単体運用にするという、デジタル環境のダウングレードによって、労せず使用時間の短縮を図ろうという作戦です。

快適さ以外にも、「MacBookを温存する」という目論見もあきらめることになってしまいますが、道具の寿命なんかより、自分のビョーキを治す方がよほど大事なことなので、このような判断になりました。

外部デバイスを取り外したところで、どれだけのデジタルデトックス効果があるのか、定かではありませんが、使用する際の目線や姿勢の自由度が失われる分、相対的な使用時間は減るだろう、という単純に考えているところです。

正直、「これだけだと弱いかな」という感じは残っているわけですが、とりあえずは、この運用からデジタルデトックスを始めていくことにします。

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