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世代をつなぐ絆づくりプロジェクト:みんなで創る未来の居場所
静岡大成高校 高校2年生進学コース 探究活動プロジェクト
はじめに
私たちは週2時間の探究活動の時間で、世代間交流の現状と課題について、地域の教育施設を訪問し調査を行いました。コロナ禍で失われつつある異年齢交流の価値を再発見し、新しい交流の形を提案します。
プロジェクトの背景
フィールドワーク①:龍津寺
寺子屋活動として、以下の取り組みを実施:
お経を読む
勉強をする
お話をする
中学生から大人のボランティアが勉強を教える
重視している価値
「分福」の精神
分かち合い・みんなで一緒に
お互い様の精神
一緒にいることが大切
現状調査の結果
48人へのアンケートから
他年齢との交流機会:70.8%が「なかった」
交流への好意:81.3%が「好き」
交流機会増加への期待:81.3%が「感じる」
教育現場からの学び
フィールドワーク②:静岡精華幼稚園
幼児の異年齢交流の効果
年上の子との関わりで憧れを持てる
近い将来への思いを馳せられる
年下の子へ教えることで自己肯定感が育つ
フィールドワーク③:教育施設での発見
大井川児童センターなどでの調査から
心や体が一緒に遊べる環境づくり
考え方の違いや家庭環境への配慮
年齢を超えた関係性の構築
課題と展望
現状の課題
無料施設の活動制限
SNSの影響による実際の交流減少
衛生管理や安全面での制約
今後の可能性
市や県からの支援体制構築
新しい交流の形の模索
世代間交流の意義の再確認
おわりに
この探究を通して、世代間交流は私たちの成長に不可欠な要素であることが分かりました。今後も地域全体で支え合える環境づくりを目指していきたいと考えています。
本プロジェクトは静岡大成高校 高校2年生進学コースの探究活動の一環として実施されています。