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278 実体がないからなんでもできる

 無常だからこそ、無我だからこそ、自己の改良・改善ができます。

 永遠不滅で、これが人間の自我だと言えるような、絶対に変わらない、確固とした実体などないから、変わることができるのです。

 自我などはじめからないのですが、なんでもできます。なんでもできるというと大げさかもしれませんが、物事にはいろいろなパターン(法則)があって、それを覚えればなんでもできるのです。

『一分で読むブッダの教え』第5章 仏教が教える「生きること」の本質《無常》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版
【無我の見方 サンガ新社2023年 p105】

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