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303 「自我を持て」という言葉は間違い
自分というものがないと不安になるのは、自分では挑戦したくないとか、隠れていたいなどと、精神が腰抜けになっているからです。
そういう人は自我の錯覚をつくって、そこにひっかかって、しがみついているのです。
逆に自分がないということがわかると、自然と力が湧いてきて、すごく自由に生きられるようになります。ですから、「自我を持て」「自我を確立しろ」という言葉自体が間違いなのです。
『一分で読むブッダの教え』第5章 仏教が教える「生きること」の本質《自我》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版
【無我の見方 サンガ新社2023年 p38】