225 心が汚れていれば、悪行為になり不幸をもたらす
人は考えて行動します。一切の行為は、その人の考えの結果です。
しかし、実際のところ、私たちは感情による衝動で、考えることもしないで行動しがちです。怒って行動する、欲で行動する、そのとき、そのときの気持ちで、何も考えないで行動してしまいます。
何かをしたときの考えや感情が汚れているなら、間違っているなら、社会に多大な迷惑をかける悪行為をしていることになるのです。その結果は、不幸な結果となって必ず自分に返ってきます。
『一瞬で心を磨くブッダの教え』第4章 幸福に生きるための秘訣《道徳》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【的中する生き方 役立つ初期仏教法話10 (サンガ新書(2009年) p96】