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FIAT G.91/R1/R4 を脳内製作する (1935文字)
ここしばらく仕事や勉強で煮詰まっていて、息抜きにプラモデルのインスト(組み立て説明図)を見て脳内で組み立てる「脳内製作」の投稿が多くなっています。
仕事や勉強は文字を扱うことが多く左脳を使うので、二次元であるインストを見ながら三次元である組み立て工程を想像するのって恐らく右脳を使うのでしょうから、ちょうどバランスよく脳を使うのではないかなと思っています。
今回は、株式会社タミヤ製の1/100コンバットプレーンシリーNo10「フィアットG.91」を脳内で作ります。
このキットは、「G.91」「G.91 R1」「G.91 R4」の三種類の機体を作ることができます。
とはいっても、この三種の機体のどこが違うのかというと、機首の形状と、機銃の種類と数くらいなので、このスケールだとどれにしてもはっきりとした違いが分かりません。いっそのことインストの"PAINTING & APPLYING DECALS"にある塗装図A,B,C,Dから好きなのを選んで、その塗装をする機体で「G.91」「G.91 R1」「G.91 R4」のどれを作るか決めればいいと思います。私は「B」のイタリア空軍第5航空旅団所属機にします。「G.91」です。
以下インストに沿って脳内製作していきますが、インストには工程番号しか書かれていません。そこで、投稿者の解釈で工程名を括弧書きで付け足していきます。
1 (機体と主翼と水平尾翼の取り付け G.91,G.91 R1,G.91 R4の選択)
コックピット内部はジャーマングレイ、操縦席はフラットブラック、ジェット噴出口はメタリックグレイと塗料の色指定がされています。でも、この辺は手持ちの塗料の中から適当なものを選んで塗ります。
このプラモデルは1/100だけあって、ジェット機といえども完成後は全長9.5センチ、主翼の幅8.5センチと決して大きいとは言えません。だから、コックピットなど塗装してさえあればいいのではないかと思います。
なお、水平尾翼はここでは接着しません。
それは、水平尾翼のちょっと前方に機体上下方向に赤いデカールを貼ることになるので、そのときに水平尾翼が邪魔になると思われるからです。
インストでは、この工程で風貌を機体に接着することになっていますが、風貌は機体塗装の後の方が都合がいいです。
ただ、風貌の枠の部分と機体に接着する面は、機体に取り付ける前に塗装します。
風貌自体が小さいので、風貌の枠はマスキングテープを細く切ったものを駆使してマスキングします。この作業には虫眼鏡とピンセットは必須です。
また、風貌を機体に接着するところは、接着前に塗装しておくと接着剤の乾燥した痕が見えなくなるのでお勧めです。
私は手持ちのガンダムマーカーの中から適当な色を選んで塗ります。
機首の選択ですが、私はG.91を選んだので、部品番号A4を使います。
そのため、部品番号A5とA9のは使わないことになります。
機体の塗装はこの段階で済ませておいた方がいいと思います。
この後、車輪などを機体や主翼に取り付けるので、その前に塗装した方が作業に支障がないでしょう。
ついでとうわけではないですが、次の工程で接着するハッチ類も塗装しておきます。
私は筆で塗装しますが、この大きさの機体ならガンダムマーカーだけでも塗装できそうな気がします。
2 (車輪の組み立てと、車輪及びハッチの機体への取り付け 着陸状態か飛行状態かを選択)
あらかじめ左右の主輪を組み立てますが、ここもあらかじめ塗装しておきます。私はガンダムマーカーを使う予定です。
ここでハッチの取り付け順序ですが、まず部品番号A26とA27を先に取り付けるようインストに書かれています。
恐らく、あらかじめ組み立てた主輪のカバーが出っ張っているので、部品番号A26とA27を先に後からでは取り付けることが著しく困難になるからではないかと思います。
3 (燃料タンクと爆弾の組み立てと取り付け)
燃料タンクと爆弾は、「イタリア空軍曲技飛行チーム”フレッチェ・トリコローリ”」には取り付けません。それ以外の機体全部には取り付けます。
さて、ここら当たりで、「1」で述べた、水平尾翼のちょっと前方に機体上下方向に赤いデカールを貼り、そのあとに水平尾翼を接着します。
PAINTING & APPLYING DECALS
塗装後の機体にデカールを貼ります。
機体や翼にはパネルラインが彫られているので、それに合わせて墨入れをすることもできます。
私は、B5などの濃い鉛筆でやっています。簡単だから。