サイドカー 乗りこなす自信なし
映画『大脱走』の終わりの方で、スティーブ・マックィーンがドイツ軍のオートバイを奪い逃走するシーンがあります。
このとき、マックイーンを追跡するドイツ軍のクルマは当初オートバイとサイドカーでした。
オートバイに乗る兵は、急ブレーキをかけたときにバイクのバランスを取るために前輪を左右に切るなど、見栄えのいい映画用とも言える操縦テクニックを見せてくれました。
そこに目が行くので、サイドカーを操縦するドイツ兵のテクニックも凄いはずなのに覚えていません。
『大脱走』はかなり以前の大晦日にテレビで観たのですが、同じ頃田宮模型のミニタリーミニチュアシリーズのサイドカーのプラモデルを作ってこともあって、「いつかはサイドカーで走りたい。」と思っていました。
その後、オートバイ雑誌を読んでいると、「サイドカーの車幅は軽四輪より広い。」とか「サイドカーには衝突するとき防御するものがない。」とか書かれていて、「こりゃ、サイドカーは私には無理だ。事故のことを考えたら恐ろしい。」と思いました。このサイドカーに対する苦手意識は今でも変わっていません。
だから、たまにハーレーのサイドカーを見かけると、「凄いなぁ。」と思います。