やる気を出したいときに観る映画 (741文字)
「体調はなんともないのに、やる気がでない。」そんなとき、『レッドオクトーバーを追え!』をよく観ます。
この映画はレッドオクトーバーというソ連の大型潜水艦を巡る映画です。ですから潜水艦同士の魚雷戦や操艦の醍醐味を味わえます。
さらに、レッドオクトーバーは原子力潜水艦ですので、放射線の恐怖も描かれています。
しかし、私が注目しているのは、主人公のジャック・ライアンの仕事への執着です。
彼には、妻と女児がいます。
任務のためとは言え、今死ぬわけにはいかないはずです。しかも彼はCIAのアナリストで、実戦部隊ではありません。現場で命を懸けるいわれはないはずです。
しかし、彼はそれまでのいきさつもあり、またレッドオクトーバー艦長の企みのために奮闘します。
ジャック・ラアイアンの関心事は、レッドオクトーバーが合衆国領海に接近している目的が、核攻撃のためかそれとも亡命のためかを見極めることです。アナリストとしての彼の判断は亡命ですが、軍事専門家達は聞き入れてくれません。
大統領補佐官は、捨てごまの一つとしてジャック・ライアンにレッドオクトーバー艦長の意図を探らせます。
そうそう、この補佐官は執務室に瓶に入ったゼリービーンズ置いていて、それをよく摘んでいました。その食べ方が格好よかったので、私もゼリービーンズを買って食べてみました。ずいぶん甘かったことを覚えています。
映画の最後で、娘への大きな熊のぬいぐるみを飛行機の隣の座席に座らせ、眠っている主人公が映されます。任務を果たした安心からなのか、今までの睡眠不足を取り戻すためなのか、熟睡しているようです。
「今回の働きは、勲章に相当するのに。」と思いました。
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