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『タイガー 甦る伝説のスパイ』 パキスタンの分離独立 (993文字)
先日、BS放送でインド映画『タイガー 甦る伝説のスパイ』の前編を観ました。
これは、スパイアクション映画なんですが、主人公は一旦引退状態にある凄腕スパイで、イラクで拉致されているインドとパキスタンの女性看護師らを奪還するというのが物語の中心になります。
まだ前編しか観ていないのですが、その前編の終わりの方で、インドの諜報員とパキスタンの諜報員とが協力しようとするときに、インドの高齢の諜報員が「オレは分離独立運動の世代だから・・・。」と、パキスタンがインドから分離独立したときの話をしていました。
インドは、ずっとイギリスの植民地でしたが、宗教問題が解決されないまま独立したので火だねが残りました。
そしてその後にインドはインド連邦とパキスタンに分離独立します。
映画の中で年配のインドの諜報員は、そのことを言っているのです。
幸い日本では、植民地となったことはなく、分離独立といったこともありませんでした。
ただ、元寇と第二次世界大戦の終了時にソ連が北海道を取りに来たことくらいが、外国勢力の脅威があったという経験があるくらいです。(幸い北海道をソ連に取られずに済みましたが、北方領土はいまだ変換されていません。山賊のような振る舞いをするからソ連もロシアも好きになれません。)
インドはヒンドゥー教だし、パキスタンはイスラム教です。
この程度の知識しかありませんが、それでもこのインド映画の描いている背景情報が理解できるので楽しく観ることができました。次回の後半も観たくなりました。
なお、この映画に出演している女優さんは、カトリーナ・カイフという人で「世界で最も美しい顔100人」に選ばれているそうです。
インドというか南アジアには、大昔にゲルマン族が入っているので、顔の造形がはっきりしていますね。
特に女性は美人が多いように感じます。
そういえば、劇画『ゴルゴ13』でイスラエルのモサドの存在を読みましたが、その後にモサドの凄さを知りました。
この映画でも、インド研究分析局RAW、パキスタン軍統合情報局ISIなど第三世界の諜報機関を知ることになりました。
まだ、旧東側諸国と東南アジアにも諜報期間がありそうですが、できれば映画や劇画等を通じてのみ知ることを望みます。
現実にはお会いしたくありません。