見出し画像

脳内製作「TOYOTA CELICA 1600GT」 (8756文字)

 先日、知り合いの子供におもちゃを買おうと入った玩具店で株式会社ハセガワというプラモデルメーカーのトヨタセリカ1600GT(初代セリカ)を見つけました。
 箱の感じからすると年代物って気がしますが、この玩具店は学齢以下の幼児向けの玩具とひな人形などが専門なので、ほとんどプラモデルを扱っていないのでしょう。だから年代物のプラモデルが残っているのは、仕方がないことのように思われます。
 ところで、プラモデルのいいところは、古くても原材料のプラスチックがほとんど劣化しないところです。ただ、温度や圧力等で変形または破損しているおそれはあります。
そこで、店番のおばちゃんに断って箱の中身を確認したところパーツは無傷・無変形でデカール(スライドマーク)も変色・劣化していなかったため、すぐ買い求めました。

 以下、インスト(組み立て説明図)を見ながら脳内で製作計画を立てていきます。

はじめに

 

1 コックピットの組み立て Cockpit Assembly

 コックピット(cockpit 操縦室・操縦席)とありますが、助手席も後部座席も含めた室内の組み立てです。
 操縦席は、右ハンドル用と左ハンドル用を組み立て分けることができます。
 私は日本国内でセリカに乗りたいので、右ハンドル用にします。
 インスト(組み立て説明図)を見る限り、組み立てに難しいところはなさそうですが、いろいろ塗り分ける箇所が多いので、マスキングテープ、マスキングゾル、ペン型の塗装用具であるガンダムマーカーを多用することになるでしょう。

2 ダッシュボードの組み立て dashuboard Assmbly

 インストの項目名には「ダッシュボード」(dashuboard 計器板)とありますが、その部品であるF5(左ハンドル用)やE9(右ハンドル用)には「インスツルメントパネル」(インストルメントパネルともいう。instrument panel 運転席の計器板。略してインパネとも呼ばれます。)と書かれています。両方とも同じ意味ですが、ダッシュボードには「エンジン室との仕切り板」という意味もあるので、自動車の場合、ダッシュボードの中にインスツルメントパネルがあるというイメージでしょうか。
 なんにしても、一つのインストの中で何の説明もなく同一の部品を異なる名称で呼ぶことは、記述上定義の厳密性を欠く行為です。子供や自動車知識が豊富でない人(これは私ですね)にとっては、インストは重要な知識源でもありますので、インスト作成者にはこの辺りは注意して欲しいと思います。

 そのインスツルメントパネルですが、細かい部分の塗装が多いことと、小さなデカール(スライドマーク)を多く貼ることになるので、根気と虫眼鏡とピンセットは絶対必要です。また、マスキングテープを細く切り、それを使って塗装することになるでしょうから、体調のピークをこの組み立て時に持ってくるよう努力して頑張りたいと思います。

 以前、スイスの機械式腕時計の時計職人が、最も慎重さを求められる組み立ては、日を改めて体調を整え、本来の視力を発揮できさらに誰にも邪魔されない早朝にその組み立てをするという姿をテレビで観ました。
 以来、私もここぞという組み立てのときは、そのスイス職人のようにしています。
 今は、クオーツや電波時計が正確な時を刻むので、スイスの時計をありがたがることはないのですが、この職人の仕事に対する姿勢は見習いたいと思いました。

3 フロントサスペンションの取り付け  Front Suspension Installation

 ここでの組み立てのポイントは次のとおりの順番に組み立てることです。

(0) 左側フロントサスペンション(front suspenshion 前輪懸架(支持)装置)(B10)・右側フロントサスペンション(B9)に各々車輪を取り付ける軸(B7)を取り付ける。ここは、次の(1)以降の工程の前処理の部分になります。だから「(0)」です。

(1) 左側フロントサスペンション・右側フロントサスペンションを車体の穴に差し込む(ここは接着しません。)。

(2) 左側フロントサスペンション・右側フロントサスペンションの各々にステアリングアーム(「ステアリングアーム」という単語を自動車用語事典に見つけられませんでした。なので、個人的な解釈になりますが、steeringは「舵をとるための装置」のことですし、armは「腕」の意味なので、操舵するための棒状の部品という意味だと思います。)(B11)を取り付ける(ここも接着しません。パチッとはめる感じです。)。

(3) フロントロアーム(lower arm は、lower control arm ともいい、下部制御アーム。上下にアームを用いるダブル・ウィッシュボーン式の場合の下部アーム。 [投稿者注:ここではダブル・ウィッシュボーンについては説明しません。])を取り付ける(フロントロアアームは、車体に接着しますが、左側フロントサスペンション・右側フロントサスペンションには接着しません。)。

 この組み立てが完了すると、左側フロントサスペンション・右側フロントサスペンションが揃って左右に舵を切ることができるようになります。
 実車では、ハンドル(ステアリング)を回転させることにより、ステアリングアームを左又は右に移動させて左右のフロントサスペンションの向きを変え、その結果左右のフロントサスペンションに取り付けてある車輪の向きが左右揃って変わり、クルマの進行方向を右又は左に変えるというメカニズムになります。この機構は、クルマの旋回時に左右のホイールベースが変わりません。
 ハンドル(ステアリング)と車輪の間には、パワーステアリング機構だったりラックアンドピニオン機構だったりが介在することがあります(これらのこともここでは説明しません。)。

 他にはマフラー(muffler 消音器)の組み立てと取り付けがありますが、こちらはまったく難しくありません。

 なお、車体下面の塗装ですが、こちらもいろいろ塗り分ける必要があります。ただ、前後輪が収まる部分はボディーカラーと色指定されているので、これはその指定に従った方がいいと思います。他は自由に塗装します。


4 リアアクスルの取り付け Rear Axle Installation

 これも、次の手順で組み立てていきます。
(0) リアアクスル(axle 車軸) の部品D4とB3を接着し、さらにドライブシャフト(drive shaft 駆動軸)B17を接着します。リアアクスルの真ん中の膨らんだ部分は実車ではディファレンシャルギア(differenntial gear)が内蔵されています。
 ドライブシャフトは、エンジンが発生した動力をリアアクスルに伝えます。
 デファレンシャルギアは、リアアクスルの中に存在し、エンジンからの動力を左右の車輪に分配し、さらに左右の車輪の回転数差を調整する機能を持っています。
 たとえば、クルマが右旋回するときは、右側の車輪は左側の車輪より移動する距離が短くなり、左側の車輪は右側の車輪より移動距離が長くなります。これは、旋回する軌道を円として捉えると分かりやすいです。円の中心から近い方の車輪(右側の車輪)は、円の中心から遠い方の車輪(左側の車輪)より短い円弧を描き、円の中心から遠い方の車輪(左側の車輪)は、円の中心から近い方の車輪(右側の車輪)より長い円弧を描きます。
 つまり、右旋回する時は、右側の車輪は左側の車輪より回転数が少なくなり、左側の車輪は右側の車輪より回転数が多くなります。
 この左右の車輪の回転数の差は、前輪の場合は、両輪とも独立して回転しているので、自然に回転数の差は両前輪に吸収されます。
 しかし後輪の場合は左右の車輪の車軸は各々独立して存在しているとはいえ、ドライブシャフトから歯車を介して繋がっているので、回転数差を自然に吸収することができません。
 そこで、デファレンシャルギアです。
 このデファレンシャルギアは、左右の後輪の回転数が同じときはただの動力伝達歯車としてしか働きませんが、一旦左右の後輪の回転数に差が生じたときは、回転数の少なくなった分の回転を、もう一方の車輪に伝えより多く回転させるように作用します。その結果、左右の後輪に適度な回転数差が生じ、無駄なく旋回できるようになります。

(1) 左側リアサスペンション(suspension つるす。懸垂。自動車の車台受け装置)B16と右側リアサスペンションB18とを車体に接着します。左右のリアサスペンションは、リアアクスルを車体から吊す装置です。でも、サスペンションにはバネなどが取り付けられていて、単にリアアクスルを車体からつり下げるだけでなく、路面から伝わる振動を吸収して乗り心地をよくする機能も付加されていることが多いです。

(2) 左側リアダンパー(damper [振動などの]減衰装置)B14と右側リアダンパーB13を車体に接着しますが、これは次の(3)でリアアクスルにも接着するので、微調整ができるように乾燥の遅い接着剤(ボンドGクリヤーなど。ボンドGクリヤーには「速乾」と書かれていますが、プラスチックモデル用接着剤よりは乾燥が遅いので微調整用の時間を稼げます。)を使う方がいいと思います。。
 ダンパー(damper)には、いろいろな種類がありますが、ここでは路面から伝わる振動をバネの伸縮で吸収させ、同時にそのバネの伸縮を減衰させる装置を言います。よく「オイルダンパー」などという言葉を聞きますが、それです。バネは、伸縮することで振動を吸収してくれますが、放っておくとその伸縮が長続きします。そうするとフワフワして乗り心地が悪くなるので、ダンパーでその伸縮に抵抗を掛け、バネの伸縮を少なくするわけです。

(3) 上記(2)の左右のダンパーをリアアクスルに接着します。リアダンパーには左右があるので、インストをよく見て間違いないように注意します。
 取り付け部品を左右という風に区別すると、この工程のように車体下部に取り付けるときは、車体の左右とプラモデル製作者の左右の認識が逆になり、取り付け間違いをすることがよくあります。インストのとおり部品番号で区別して接着しましょう。

(4)部品B12を車体とリアアクスルに接着します。インストにはこの部品の名称が書かれていませんが、おそらく「テンションロッド」(tension rod 引張力を受けるために使用されるロッド[棒]。)だと思います。
 クルマが制動を掛けるとき(ブレーキを掛けるとき)、慣性の法則のとおりに、車輪は後ろに留まろうという力が働きますが車体には前に進もうという力が働きます。このとき、リアアクスルも前に進もうとするので、それを強く押し止めるものが必要になります。そのものがテンションロッドです。この場合テンションロッドには引っ張る力が掛かります。
 これは、クルマが発進するときも同じで、車体はそれまで停止していた位置に留まろうとするのに対し、リアアクスルは車輪の回転につられて前進しようとします。このときテンションロッドは、留まろうとするクルマに前進する力を伝えます。発進のときテンションロッドには押す力が掛かります。

 なお、テンションロッドは部品番号B1のフロントロアアームにもその姿を見ることができます。
 このクルマはフロントエンジン・リアドライブ(FR)車なので、前輪は駆動輪である後輪に比べて掛かる力が小さいため、リアのテンションロッドよりフロントのテンションロッドは細いものが取り付けられています。

 以上のとおり、リアアクスルは、車体と6個の部品で取り付けられることから、取り付けにはある程度高い工作精度が必要になります。仮組を繰り返し、全部の部品の取り付け位置や組み立て順番等を頭に入れて組み立てましょう。
 もっとも安全な組み立て方法は、細く切ったマスキングテープで各部品を固定して暫定的に組み立ててから、流し込み接着剤を使って接着することですが、塗装を済ませていると流し込み接着剤では部品同士がくっついてくれません。
 この問題を回避するには、車体下部やリアアクスル等の部品の接着する部分をマスキングゾルを塗っておいてから塗装し、塗装が乾燥してからマスキングゾルを剥がし、プラスチックが剥き出しにして接着するのがいいと思いますが、なかなか面倒です。

5 ホイールの取り付け Wheel Installation

 ここは、コックピットと前後輪をシャーシ(車体下面)に取り付ける工程になります。
 このプラモデルの組み立ての中で最も容易に取り組める箇所です。
 注意すべきは、接着剤を使うのは、コックピットとシャーシとの接着しかないということです。
 他は、ゴムタイヤにホイールをはめ込むことと、ホイールにポリキャップを入れて蓋をするだけです。この蓋は左右の前輪用が部品番号B15で、左右の後輪用が部品番号B8になりますが、接着しないということは、おそらくホイールの取り付け部分にうまくはまるのでしょう。

6 ボディの組み込み Body Assembly

 ここは、このプラモデル製作の最大の難所です。
 細かな部品が多いので、折ったりなくしたりしないように細心の注意が必要になります。
 前照灯のレンズ部品N7とN8は、レンズに描かれている碁盤の目のような十文字の線の縦線が車体の上を向くように取り付けたいところです。それにはいろいろ方法があるでしょうが、一度セロテープにレンズ部品をくっつけてから線の向きを確認しながらフロントグリル(front grile 自動車の前の空気取り入れ口。四角い格子状になっているのでグリルと呼ばれます。部品番号C5)に接着すると肉眼で確認しながら位置決めすることができるのでうまくいきます。
 なお、ライトの透明部品は、予め接着する部分(この場合はレンズの円の周囲)を塗装しておくと、後で接着剤の乾燥した痕(あと)を隠すことができます。私は、ガンダムマーカーの銀色を使う予定です。

 他にも細かなメッキ部品が多いので、取り扱いに注意が必要です。
 私は、メッキ部品には、予め希釈した(薄めた)黒を塗っておきます。薄め具合はほとんど黒に見えないくらいになる程度です。そうすると、先々メッキが蒸発してプラスチックの地肌が出るのを防げるのと、メッキの金属感が強調されるからです(そう思っています。)。また、この薄い黒色がメッキ部品の凹んだところに溜まると、何となく立体感が出ていい感じになります。

 メッキ部品をランナーから切り取った部分は、プラスチックの色が剥き出しになるので、銀色で塗装するか、アルミフォイルを小さく切って貼付けるか、ワイパーなどは針がねで自作するか、いっそメッキを剥がして(キッチンハイターなどの台所用漂白剤で剥がすことができます。そのときは、自分でプラモデル製作用の桶とかタライを100円ショップ等で買って使いましょう。みんなの健康障害を引き起こすことにないように、台所にあるものを使わないようにしましょう。)新たに塗装するかいろいろ対処方法がありますが、私は銀色(またガンダムマーカーを使います。)で塗装します。一番簡単だから。

 そうそう、車体にウインドウ(部品番号N1)を取り付ける前に、車体にワイパー取り付けようの穴を開けておく必要があります。この穴の位置は車体の裏側に4つの凹みで示されています。穴が4つあるのは、左ハンドルの場合と右ハンドルの場合で使い分けるためでしょう。
 ワイパーは穴に取り付けた後に、車体の裏から接着剤を付けて接着した方が綺麗に仕上がります。

 さらに、車体の左右のドアの後ろ辺りにCelicaの文字とマークが彫刻されています。ここはデカール(スライドマーク)を貼る場合は削り取る必要があります。削り取るしるしのイラストにはカッターが描かれていますが、紙ヤスリを使うことになるでしょう。

 バックミラー(フェンダーミラー)は、支柱の部分と鏡になる部分が別部品になっています(支柱になる部分の部品番号B5とB4、鏡になる部分の部品番号C15とC14)。
 メッキ部品は、接着面のメッキを剥がさないと接着できないんで、カッターで削り取って接着しましょう。

 さて、ここで私が最難関と感じるウインカーの塗装について記述します。
 この工程では、車体前部(車体前面に装備する2つと車体側面に装備する2つ)の4つのウインカーについて塗装方法が示されています。
 この4つはすべて透明部品なのですが、とにかく部品が小さい。
 ここは、ウインカーの縁取りはマスキングテープを多用するとしても、塗装するところが非常に狭いので、虫眼鏡と両手で扱うためにピンセット2本は必須ですね。
 そして、ウインカーの両端にある止めネジですが、これらの直径を計ってみると、部品番号N2の車体前部側面のウインカーのネジの直径は約1ミリメートル、部品番号N3とN4の車体正面の左右のウインカーのネジの直径は約0.7ミリメートルでした。この計測には「クラックスケール クリアタイプ」という製品を使いました。以前にホーマックで見かけて「将来きっと役に立つ」と思い買ったものです。本来の用途はおそらく壁等のひびの幅を計測するものだと思います。価格は1000円以下だったと記憶しています。

 ネジの直径がわかったので、そのネジの塗装は次のようにする予定です。
 薄いプラ板にマスキングテープを貼る。そのマスキングテープごしに0.7ミリメートルと1ミリメーオルの穴をピンバイスで各々4箇所開ける。
 その穴の開いたマスキングテープをプラ板から剥がし、ウインカーのネジの部分にマスキングテープの穴が重なるように貼る。これで、ウインカーのネジの部分がマスキングテープから露出している状態になるはずです。
 そして、ガンダムマーカーの銀色を塗る。
 以上ですが、マスキングテープもピンバイスも模型店で扱っていますし、アマゾンで買うこともできます。
 マスキングテープはいいとしても、ピンバイスはそれほど安価というわけではないので、針で代用してもいいでしょう。
 なにより、この辺の細かな塗装は好みの問題になるのでしてもしなくてもいいと思います。

7 テールライトの取り付け Tail Lights Installation

 この工程での注意事項としては、左右のドラノブ(部品番号C18、C19)を取り違えないことくらいです。
 あと、リアトランクの右側にTOYOTAの文字が彫刻されていますが、これもデカール(スライドマーク)を使う場合はヤスリで削り取る必要があるのと、同じくリアトランクの真ん中の鍵穴下にちょっとしたでっぱりがあるので、これもヤスリで削り取ります。このでっぱりはおそらくトランクを開けるときのノブなのだろうと思いますが、この車種はGTなので車内からトランクを開く機構が付いているので、不要となったのでしょう。私はGTに乗ったことがないのでその辺は分かりませんが。
 さらに、リアパネル(部品番号E3)にあるGTの彫刻もデカール(スライドマーク)を貼るときはヤスリで削り取ります。

 そうそう、バックライト(部品番号N11、N12)の塗装が残っていました。バックライトというと、今は液晶ディスプレイの裏面からの照明のことをいう場合が多いと思いますが、クルマのバックライトは、後退灯やリバースランプと呼ばれているもので、、車がバックする時に後方を照らすことで車の後ろや周囲にいる歩行者や自転車、他の車の運転者に注意を促すという重要な役割を担っています。
 そんな重要なバックライトですので、インスト通りに塗装したいところです。ここもマスキングテープを細く切って、一カ所づつ根気よく塗装していきます。

8 ボディの取り付け Body Installation

Marking & Painting

 いよいよ最後の工程です。
 車体上部を斜体下部(シャーシ)に取り付けます。
 取り付けには後部をはめてから前部をはめるという手順になります。
 ここは慎重に行いましょう。変に力を入れてせっかく組み立てたプラモデルの部品がはずれたりしたら、心が折れてしまいます。
 作ることに妥協はしませんが、失敗したときでも平常心を維持することが大事です。失敗して心が折れたとしても、散歩にでてしばらく歩き、途中で缶コーヒーを飲むなりチョコレート少しを食べるなりして落ち着きましょう。

Marking & Painting

 私としては、車体色にはメタリックブルーを塗装したいと頃ですが、私は部屋を汚したくないので、スプレー塗装もエアブラシ塗装もしたくありません。しかし、メタリック塗装を筆塗りで仕上げるのは難しいとされています。
 そうなると、青か薄い青で塗装するほかなさそうです。

 車体などの塗装プランは、一番最初に決めてある程度塗装しておくべきとは思いますが、この投稿は脳内製作つまりインストを見て組み立て状況を想像しているだけなので、塗装プランが最後になっても仕方ないでしょう。

 それにしても、塗装図の車体側面図を見ると、ボンネットとトランクのフタが、車体より少し長く飛び出しているのが面白く思えます。
 多くのクルマがこういう風に飛び出しているのかもしれませんが、今まで気づきませんでした。

#CELICA #セリカ #株式会社ハセガワ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?