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安価な腕統計の時代到来かな (1294文字)
何年か前に、安価な腕時計が人気だとを聞きました。
その安価な腕時計とは私が聞いたかぎりではメーカーが特定されていて、カシオの製品(チープカシオ)とかシチズンの製品(チープシチズン)なのだそうです(「チープ」はcheapで、安いという形容詞。以下両腕時計を「チープ腕統計」といいます。)。
チープ腕時計の人気が出たきっかけは、ローマ法王やビル・ゲイツ氏が着用されていたからのようです。
それを聞いて、「ローマカトリック信者でなくてもローマ法王が気になるのだろうか。」とか「20世紀には世紀の大泥棒呼ばわりし、今世紀になると陰謀を企てていると攻撃しているのに、ビル・ゲイツを大好きじゃないの。」と思わないではありませんが、私は他者の信仰は尊重されなければならないと考えていますし、ビル・ゲイツ氏の経営手腕を誉めたことはあっても同氏を腐したことは一度もないので、誰憚(はばか)ることなくチープな腕時計を着用することができます。
「安価」といってもどの程度が「安い」のかは個人差がありますが、チープ腕時計の「安価」の範囲は既にある程度決まっていて、だいたい1000円から3000円程度のものを言うようです。
なお、かなり以前から「Q&Q」と表示されている腕時計を「いいな」と思っていたのですが、メーカーが分からなかったのと、価格が安すぎて心配だったので買うことを控えていました。
でも、「Q&Q」ってシチズンの製品なんですね。ということは、品質に問題はなさそうです。だったら、早く買っておけばよかった。
それはそうと、テレビのバラエティー番組でたまにスタジオ内にいるスタッフが画面に映ることがあります。
彼らは、大概身なりが汚れているような感じなので「忙しいから局内に泊まったり徹夜で準備や編集しているんだろうなぁ。」と漠然と思っていました。
その彼らの腕時計を、トレーナーやカーディガンの袖をまくり、腕組みしている腕に着用している腕時計を見ると、豪華で高価そうなものが着用されています。
その腕時計1個で高級自動車が買えそうです。
テレビ局の職員の給料は高額だと聞きますから、高価な腕時計を買うことができるのでしょう。しかも他に大きな出費がなければ自分の仕事へのモチベーション(motivation 物事を行う動機や意欲。)を維持するためにも、保管に費用かかからないし実用的でもある腕時計はちょうどいい買い物なのかもしれません。
それはともかく、私は腕時計には「正確な時刻を示してほしい。」としか望まないので、安価でも別に差し支えません。仕事のモチベーション維持には別の方法を持っているので、そっちの方面も大丈夫です。
それに、チープ腕時計なら、いくつか買い揃えておいて、日によて異なる腕時計を使うということが可能です。
仮に壊れても、修理するより買い替える方が安いと思うので、腕時計を保護するために行動を制限するか、腕時計をその都度外すということが不要になります。
チープ腕時計が人気だということは、私のような考えの人が多くなったと理解していいのでしょうか。