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レクリエーションが楽しめない (1111文字)

 職場のレクリエーションって、予算が付くから年に一回は実施しなければなりません。それも、ボーリング以外で。
 恐らく、みんな休日の昼間に集まってなにかやるのはいやだから、平日の業務終了後に2時間くらいやって、その後ビールを飲んで帰れるからボーリングをずっとやっていたのでしょう。あまりに同じ内容のレクリエーションが繰り返されたため、とうとう別の手法でレクリエーションをするように部長から御達示がでました。

 それで、数年前からレクリエーションは、土曜日の朝に送迎付きのパークゴルフ場を予約し、昼飯もそこで焼肉をするということになりました。
 せっかくの休みの土曜日に、こんなメンバーと一緒にいなきゃならないのか、と思います。
 しかも、名目は職場のメンバーとの懇親のためというから余計悲しくなります。
 救いは、焼き肉だけ。
 それにしても、私はパークゴルフを楽しくプレーできません。
 パークゴルフ自体は、楽しい競技だと思います。形態はゴルフに近いのでしょうが、私はゴルフをしないので具体的な相違は分かりません。
 でも、より少ない打数でボールを穴(ホール)に入れ、その総合打数を競うということは共通していると思います。
 ただ、ボール(硬質プラスチック製です。)が大きくて固いことと、クラブ(大きな玄翁(げんのう)みたいです。ただ、鉄製ではありません。こちらは、硬質プラスチック製だったりカーボン製だったりいろいろあります。)は1本だけしか使わないという点が異なります。
 今まで何度かパークゴルフをしたことがありますが、上手な人は自分用のクラブを持ってきます。本気で勝負をしかけてきます(私たちは彼らを「ガチ組」と読んでいます。)。
 コースは芝であったり雑草が生えていたりパークゴルフ場によって様々です。草が生えていると、その草が抵抗になって打ったボールが遠くまで行きませんから、ボールを打ち上げてライナー性の打球をホールの近くまで飛ばすという技術が必要になってきます。
 こちらは、そんな技術を持っていないので、まぁ、ガチ組にはたいてい負けてしまいます。
 そもそも私たち「非ガチ組」は、パークゴルフ場の無料レンタルのクラブを使います。そのクラブの打面は歪んでいるので、ボールは真っすぐ行かないし、ライナーを打つなんてことは絶望的にできません。

 やっと昼になり、焼肉を食べて、午後1時過ぎ頃に解散になります。
 この後、飲みに行く人たちもいますが、断酒した私は直帰します。
 このレクリエーションのメリットは、一食の食事代が浮くというだけです。

 ほかの職場のレクリエーションも似たようなものなのでしょうか。

#レクリエーション #パークゴルフ

 

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