兵庫県片山元副知事の発言 (1087文字)
「おとなの政治NEWS党【鳳なぎさ】」の『【12/25緊急速報】百条委員会で片山元副知事が奥谷委員長へ猛反撃【12立花孝志 斎藤元彦 兵庫県 NHK党 奥谷謙一百条委員会】』というYouTube動画を観ました。
以下、この動画を観た感想を書きます。
兵庫県知事選挙はこの初冬の話題になっていたので、私もYouTube動画をいろいろ観ていました。
私が地方選挙に関心を持ったのは、今回がはじめてです。
ところで、この片山元副知事については、百条委員会の奥谷委員長に射竦め(「いすくめ・(る)」鋭い目つきでじっと見つめて、動けなくさせる。)られ、その後も廊下で記者らに詰め(詰める「つ・める」きびしく迫る。)られて言い返すことができない気弱な老人という印象でした。さらに、その後のインタビューで、「(斎藤)知事を守れなかったことがくやしい・・・。」と落涙(「らくるい」涙を落とすこと。)したシーンを観て、気弱なうえに無力という印象が加わりました。
その後、兵庫県知事選挙が行われ、斎藤元彦前知事が圧勝しました。
この選挙結果の後、過去に片山元副知事が生前の県民局長から庁用パソコンを取り上げたときの、片山副知事と県民局長(両名とも当時)やとの会話の録音を聴きました。
このとき、「この男(片山元副知事)は仕事ができるんじゃないかな。」と感じました。この録音がされた経緯は知りませんが、当該録音を聞く限り、片山元副知事には失言がありませんし、用語の使用が的確でした。
私はこの録音を聴き、片山元知事を少し見直しました。同時に、「片山元副知事がもし有能で気が強い男だったのなら、百条委員会長や記者らから偉そうに詰められたとき、『よく怒らなかったものだ。』と思いました。」
そして、この動画です。
詳細はこの動画を観ていただいた方がよく分かると思います。
私は、勤め人として種々の会議に出席した経験から言うと、このような強い意思で発言する人を見たことがありません。
片山元副知事は、明瞭な語り口で言いよどみなく、言質を取られないように感情を抑制(「よくせい」おさえとどめること。)して、何人かの県議会議員(元県議会議員)や百条委員会自体を批判しています。
こういう静かな怒りを宿している人は本当に怖いです。
こういう人は妥協しませんし、「落としどころ」といったいわゆる「大人の事情」など意に介しません(気にかけません。)。
私は、兵庫県議会(元)議員や兵庫県の職員OBには、「首を洗って」待っていなければならないことになることを期待しています。