そして誰もいなくなるか? (1283文字)
昨日(本日は2025年1月19日Sun)、兵庫県の竹内県議が自殺したと、YouTube動画(「政治まる見え放送局)でNHK党の立花さんが言っていました。
この人(竹内県議)については、昨年兵庫県の百条委員会に関する報道で知りました。
その後の兵庫県知事選で斎藤さんが圧倒的多数で当選したとき、すぐ竹内さんは議員を辞職されました。
竹内さんは辞職の理由を「家族を守るため。」と言っていたようですが、それを信じた人ってどれくらいいたんでしょう。
少なくても私は「悪事がばれるから、とりあえず議員を辞職した。」のだと思っていました(竹内さん本人も辞職くらいで責めから逃げきれるとは思ってはいなかったと思いますが。)。
竹内元県議は刑事事件を含む多くの事件に関与しているものと想像でき、その不安や焦燥(「しょうそう」いらだちあせること。)から逮捕直前に自殺したのだと考えられます。自殺のに至る心理的な機序(「きじょ」メカニズム)はともかく、この自殺は竹内元県議の仲間からしてみたら「実にいいタイミング」ってことになります。
こうなると、他の自殺者についても「本当に自殺か?」との疑念が生じます。
つまり、昨年(2024年)自殺したと報道されている渡瀬元県民局長も「本当に自殺か?」という疑いが生じるわけです。
かつて、疑獄事件(俗に、政府高官などが関係した疑いのある大規模な贈収賄事件)があると、本省の課長補佐クラスの人が自殺して「事件は迷宮入り」となったことが多かったようです。この課長補佐クラスの人というのは、事件について多くの事実を知っており、本省の課長ら(収賄側)と贈賄側とのパイプ役だったことが多いので、彼が自殺すると「よかった。助かった。」という人が多かったことでしょう。
このような事情を踏まえるとこの課長補佐の死亡原因は「本当に自殺だったのか?」と疑いたくなりますが、それらの事件は上記のとおり「迷宮入り」になっています。
今回の竹内元県議も、事件の主要な人物でありいろいろな秘密を知っていたものと思われますから、警察からの正式発表がない限り疑念を感じるのは当然と言えると思います。
兵庫県には、超有名な暴力団の本部があり、その組織は港湾利権を握っています。
斎藤兵庫県知事は、この港湾利権に切り込もうとしていたそうなので「パワハラ、オネダリ」の濡れ衣を着せられ失職に追い込まれたというのが筋の通った解釈だと思います。
言うまでもありませんが、暴力団が絡むと「人の死」がそこらじゅうで起きがちです。
今回の兵庫県知事選に関連して、竹内元県議の仲間というべき議員は少なくありません。
また、「自殺者」が出て、「そして誰もいなくなった。」とならないことを望みます。
今の段階では、どういうことがあったのか分かりませんが、過去の疑獄事件と同じように「迷宮入り」となるのか、今回は深く事件に切り込めるのか、マスゴミには期待できないので、今後のYouTube動画を注視していきたいと思います。