『007 ゴールドフィンガー』と『ダイハード3』(611文字)
『ゴールドフィンガー』と『ダイハード3』は、どちらも敵役が金塊を狙う映画です。
ゴールドフィンガー(007の敵の名前でもあります。)は、使用できる金の絶対数を減らして自分が持っている金の価値を高めようと画策し、『ダイハード3』の敵役のサイモンはトラック何台分もの金塊を知略を使って盗みます。
金にどれほどの魅力があるのか分かりませんが、そこまでやる価値があるのかと思います。
私にとっての金は、「交換価値が高い金属」というより、「電気伝導に優れた金属」という性質の方に関心があります。
どうせ、願ったって金の延べ棒が手に入るわけじゃなし、手に入ったとしてもどうやって換金すればいいのか分かりません。
それに、あの「山吹色」は、あまり好きな色ではありません。
金もそうですが、宝石類も見ていて「美しい」と思ったこともありません。だから、宝石に高価な値が付く意味が分かりません。
ダイヤモンドは、国際シンジケートが値を維持していると聞いたことがありますが、その他の宝石って自然に高値が付いているものなのでしょうか。
私はそういう感覚ですから、ゴールドフィンガーはただの偏執狂にしか見えませんでした。
サイモンの方は、まだ目的がありますからそれなりに理解できますが、「サイモンが率いていた軍隊で、ロシアに体当たりさせたら戦局にどう影響するだろう。」とたまに考えることがあります。
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