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「おいらオブラートたたむ、ハラハラするチャーハンの前に」 (929文字)
「おいらオブラートたたむ、ハラハラするチャーハンの前に」は、朱元璋(しゅげんしょう)に追いやられてモンゴル高原に逃れた「北元」がタタールとオイラートに分裂したことと、それに関連する名前を覚える語呂です。
これは、暗記用というよりは、参考書などで次にお目にかかった際に初見か既に見たことがあるのかの判断の足しにと思い考えたものです。
「おいらオブラート」は「オイラート」
「たたむ」は「タタール」
「ハラハラする」は「ハルハ」
「チャーハン」は「チャハル」
です。
ハルハは「カルカ」とも言うようですが、次に参考書等でお目にかかるときにも「ハルハ(カルカ)」と丸括弧で書かれているでしょうから今回は語呂の中には含めませんでした。
暗記用ではないので、作り込んだ感がありませんし、すぐ思い出せるかというとそんな自信もありまあせん。でも、耳馴染みがよさそうな気がしています。
ちなみに、この元を追い払った朱元璋(しゅげんしょう)は、明王朝を建てます。そしてこの次の王朝は清になります。清といえば日清戦争を連想しますからだんだん近現代史に近づいて来たって感じです。
そういえば、明の時代に豊臣秀吉は朝鮮出兵を行いました(私は朝鮮征伐と習いましたが。)。そのとき、秀吉は明を征服するつもりだったと言われています。これを指して「あまりに遠距離だから無謀な計画だった。」と言った評論家がいましたが、アレクサンドロス大王の遠征など世界にはもっと遠距離を進んだ戦役があったわけで、秀吉の計画が無謀だったとは言えないと思います。
評論家と言われている人の中には、特定の思想に傾倒していて、なにがなんでも日本を悪く言う人がいるので、論理的に納得が行かない場合があります。
特に歴史や経済政策に関してそういう傾向が顕著です。
私は日本人を「劣等民族」(こう発言したと言われている自称ジャーナリストさんには、日本人が劣等であるという合理的な説明をしてほしいと思っています。まさか左翼の仲間同士で通用する軽い悪口というわけではないでしょう。)とは思わないので、日本史については「日本人は熟考し合理的な決断をする。」方向で解釈しています。