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今、政治のトレンドは保守かな (1421文字)

 アメリカは大統領が「アメリカfirst」を掲げるトランプ氏(共和党)になり、保守的(右派的)な政治になっています。
 これは、アメリカだけが突出している政治的傾向というわけではなくて、ヨーロッパにも右派と呼ばれる政権や政治勢力が人気を集めています。

 現在の世界の政治トレンド(trend 趨勢[すうせい])は、「保守」(右派)ということになりそうです。

 第二次大戦後の日本の世論は、左派的傾向が強いというか左派そのもののオールドメディアが牽引してきたので、「右傾化=侵略戦争を再発させるおそれがある。」というのが基本論調でした。
 また、芸能界やプロスポーツ界には特定アジアの国を母国とする人達が多く存在しており、彼らが政治的な発言をするとだいたい反日的な内容でした。

 かつて『ベスト30歌謡曲』という歌番組がありました。その中で、カナダに留学していたアグネス・チャンと電話で会話できるという特別コーナーが設けられ、その電話をした男性ファンが嬉しくて泣き出したことがありました。実に情けない姿でした。

 外国語が堪能なのにいまだに日本語が拙い(「つたな・い」巧でない。)アグネス・チャンは、日本ユニセフ協会の募金の使途についてひろゆき氏に疑問視されています。

 この件について私は、ひろゆき氏の疑問はもっともだと考えるので、募金をするなら黒柳徹子さんが親善大使をしている国連児童基金(UNICEF)にしようと思っています。

 あのとき、アグネス・チャンの電話の声を聞いて泣き出した若い男性は生きていれば今80歳を越えているはずです。
 私が老人を無条件に尊重するべきではないと考えるのは、若い頃にこういう醜態をさらして、その後は何事もなかったかのように口をつぐんでいる例をいくつも目撃しているからです。

 ところで、現在の国際政治における右派勢力の優勢傾向は、「サイレントマジョリテイー(silent majyority 声なき多数者)が左派のやってきたことに我慢できなくなってきた。」のだろうと思っています。
 そうなった切っ掛けはSNSの普及なのでしょうが、特定アジアへの過剰な擦りよりや、不必要なまでにヒステリックな政権批判、民主党政権時の日本の経済の悲惨さについて一切間違いを認めない姿勢(これは旧民主党勢力の多くとオールドメディアに見られます。)への不信が大きな動機になっているものと思われます。

 戦後の左翼的傾向の尾骨のようなメディア界の老人が亡くなったり、左派言論人を自称する老人が能力の劣化により既に世間から忘れ去られるようになったり、元左翼の老人らが牛耳っている在京キー局の一つであるテレビ局がタレントスキャンダルを契機として大きな問題を抱えてしまい次の株主総会を乗り切れなさそうになったりと、現在の日本は左翼が駆逐されそうな気配です。

 現在の高齢者(主に団塊の世代[1947年から1949年(昭和22年から24年)に生まれた世代を指します。第二次世界大戦後の第1次ベビーブーム期に生まれ、人口構成の中で大きなかたまりを形成していることから「団塊の世代」と呼ばれています。])が自然減(寿命や事故などによる死亡)等により減少すれば(つまり投票者数が減れば)、左派の政治勢力は絶滅危惧種的な状態になるでしょう。

 私としては、「やっと左翼の呪縛から脱することができそうだ。」という気持ちです。


#トランプ #左翼勢力 #団塊の世代 #絶滅危惧種

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