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『攻殻機動隊』の世界で使われるべき言語 (646文字)

 今、知り合いから借りている『攻殻機動隊』のアニメのDVDを観ているのですが、設定に関して感じることが二点あります。

【その1】
 攻殻機動隊のメンバーは体内に通信装置を持っていて、他人に気付かれずに会話しています。
 もし、このように通信をするのなら、使用する言語には日本語は使わないだろうなぁ、と思います。
 このアニメ作品自体は日本人向けだと思うので、そのアニメ世界で日本語を使うことには違和感などありません。
 でも、自分がこの攻殻機動隊のメンバーだった場合、通信は短く・機能的な言語を使うのが合理的と思います。
 となると、英語が適当かと。
 義体を多用しているので、英語翻訳機能など何の支障もなく使用できるでしょう。 

【その2】
 光学迷彩を使用すると、光学迷彩を使用する主体(以下「迷彩主体」といいます。)が他人から見えなくなります。
 こうして見えなくなるのは、光が迷彩主体を透過することで実現されるわけですが、そうなると、迷彩主体には影ができなくなるのではないかと思います。
 影ができるということは、迷彩主体が光を遮っているということですから、光学迷彩の機能と矛盾します。
 でも、アニメの描写上の都合からか、タチコマが光学迷彩を使用しているのに、路面(このシーンではビルの側面でした。)に影ができていました。

 公安9課という架空の組織の存在だけでもイギリスのテレビドラマ『CI5』みたいに面白いのに、未来的な道具立てを展開する『攻殻機動隊』はかなり面白い作品だと思います。

#攻殻機動隊 #義体

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