『警部ダン・オーガスト』 （723文字）
アメリカの警察ドラマ『警部ダン・オーガスト』を、かなり昔に観た記憶があります。
おそらく、再放送か再々放送だったと思いますが、主演のバート・レイノルズが毎回凄いアクションを見せてくれ、「カッコイイ！」と思いました。
このドラマは、カリフォルニアの架空の都市サンタルイザを舞台に、殺人課警部ダン・オーガストの活躍を描きます。
私の記憶では、派手な銃撃戦やリアルな殺人シーンなどはなく、純粋にアクションで犯人を確保します。
非暴力的な手法で犯人を追い込むというのは、後の『刑事コロンボ』に似ていますが、ダン・オーガストでは推理とかトリックなどというまどろっこしいものは登場しません。
あるのは、情熱とアドレナリンとアクションです。
バート・レイノルズは、今からみると「がっしりした体」というべき体型をしていて、それに加えてすらっと足が長く、結構な体重があるはずなのに走るのが速い（革靴を履いているのに）という、憧れの中年（このドラマのアメリカでの放送時、バート・レイノルズは３４歳なあので、中年というのは可哀相ですね。）の姿をしていました。
私は、ダン・オーガストが着ていた灰色に黒の格子縞のジャケットを買って着ていましたが、その姿は「普通の青年」でした。
そのジャケットについて、誰も『警部ダン・オーガスト』のことを持ち出さなかったので、「助かった」と思いました。
なお、『警部ダン・オーガスト』のドラマのオープニングは、YouTubeで視聴することができます。
私は、ダン・オーガストが赤いクルマを飛び越えるシーンが大好きでしたが、母から「絶対真似しちゃだめ！」ときつく言われていました。