教員の真実:献身と犠牲を伴う大変な仕事


学校の先生をしている夫です。

教員の仕事は、多くの人々が認識している以上に大変であり、その負担は一般的な労働とは比較にならないほど重いものと感じています。教員が抱えるさまざまな困難と責任について夫を通して見ていき、彼らが直面する現実を明らかにしたいと考えています。この仕事の真の大変さを理解することで、教員への感謝と尊敬が深まることを願っています。

  1. 勤務(拘束)時間が長時間
    教員の勤務時間は一日が終わった後も続くことがよくあります。授業準備、試験の作成、生徒へのフィードバック、保護者との面談など、多くの業務が教員の自宅で行われているようです。勤務時間ってあるのでしょうか?
    先生方の仕事への情熱と責任感からくるものでしょうが、長時間の労働は肉体的・精神的な疲労を引き起こし、プライベートな時間を圧迫します。

  2. 休憩時間が取れない
    教員は授業の合間や昼食時間を使っても、教室での仕事や生徒たちのサポートに追われることがよくあります。休憩時間を取る余裕がほとんどないため、疲れが蓄積し、集中力が低下することも少なくありません。休息をとることが重要なバランスであるにも関わらず、教員たちは自らを犠牲にすることがよくあります。メンタルヘルスは良くない、という先生が多いのではないかな?

  3. 部活動は無収入
    多くの教員は、部活動の指導やクラブ活動のサポートにも積極的に参加しています。しかし、これらの活動は追加の労働でありながら、報酬がないのが現実です。彼らは生徒たちの成長を促し、教育の一環として大切な役割を果たしていますが、その報酬は経済的には得られません。

  4. 残業代なし
    昨今、特給法に関して、政府でも動き始めたようです。元々、学校の先生にその業務の特殊性から残業代が支払われず、その分の手当が支給されます。その額、月給の4%。最低賃金の話など、関係ありません。「定額働かせ放題」、現実が良く表れています。
    多くの教員は、担当科目の授業だけでなく、生徒の個別指導や特別なニーズに対応するために残業を余儀なくされます。しかしながら、彼らは残業代を受け取ることができません。この状況は、彼らの労働時間と貢献の正当な評価を欠いていることを示しています。

  5. 土日も仕事がある:
    教員は土曜日や日曜日にも仕事があります。授業準備や課題の評価、学校行事への参加など、彼らの週末は継続的な仕事に充てられることがよくあります。これにより、プライベートな時間や家族との結びつきが制限され、仕事に対する負荷が増大します。
    週末の夫を見ても、家族はおろか、自分の時間もほとんどとれているようには思えません。息抜きする時間もない、その現状が心配でならない日々をそばで見ています。

 教員の仕事は、勤務時間の長さ、休憩時間の不足、部活動や残業に対する報酬の不足、週末も仕事があるなど、多くの困難を伴います。教員たちは献身的に働き、学生たちの成長と教育に貢献しています。

最近、日本の出生率が過去最低の1.26との報道がありました。ただでさえ子どもの数が減っているのに、学校の先生方の業務は増えて疲弊していく、このような状態で国の未来が安泰と言えることはないでしょう。
子どもを預けるお家の方から見ても、安心して預ける、と言えないこの現状は何とか改善してほしい、と考えています。

彼らの努力と犠牲を真に理解することは重要です。このような記事を通じて、教員への感謝と尊敬を深め、彼らが抱える困難な状況に対してより理解を深めることを願っています。

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