エレベーターかご内の意匠工事は大事

家の内装屋さんと言うと壁紙、クロス、ダイノックシート、床タイル、長尺シート等を無数にある色柄から選択して起用にカッティングしてピッタリと仕上げますね。
先日、エレベーターに特化した内装会社さんと面談しました。
まだ開業して3年程ですが、大手エレベーターメーカーの実績もあるようでしたし、経験、知識も持ってそうに感じました。
エレベーターリニューアル工事のオマケみたいに意匠シート工事を捉えている方が多いですが、一般の方が一番目に見えて違いを感じるのは四方を囲まれた壁だったり足元の床なのです。
建物共用部とかの内装と違っていい加減な作業だと、ドア可動部の先端から徐々にシートが剥がれドアの開閉軌道上に絡まって故障誘発するのでドア廻りのシート先端処理のチェックは細心の注意が必要なのです。
しかもそういった工事は、エレベーター機器の工事とは別の職人、工事関係の技術員の範疇なので最終チェックがされない会社があったりします。
私は一応、インテリアコーディネーター資格保持者として、建物外壁から、玄関アプローチ、乗場廻り、廊下、床、個人宅玄関扉色、形状等トータル的にストーリー性を持たせたシート柄のコーディネート、プレゼンを心がけます。他のエレベーター会社ではおそらくそこまでするトコロはないでしょう。職人さんにはうるさく、細かいと鬱陶しがられてますが、これも職務なので諦めてもらってます。

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