任せっきりは危険! エレベーター 保全管理
あなたのエレベーターの保全管理はしっかりと行われていますか?
管理会社や保守契約を結んでいる業者に任せきりで、きちんと確認してないという事は無いでしょうか?
今回のエレベーターマネージメントの相談事例は、賃貸比率が8割を超えている投資型マンションのエレベーターの保全管理についてです。
購入者が実際に入居している比率がとても少なく、委任状、議決権行使書などで総会の成立要件を満たして、実施・更新している状況で、マンション管理のほぼすべてを管理会社に丸投げしている状況です。
果たして、エレベーター保全管理はどうなっていたのでしょうか?
そして、適切な状況までサポートしていくことができたのでしょうか?
ぜひ、相談事例をご覧ください。
さて、今回の相談事例で問題となっていたエレベーターの保全管理ですが、どのようなことが実施されていないといけないのかご存知ですか?
エレベーターの保全管理とは
エレベーターの保全管理には以下のような項目が行われます。
定期点検
故障時の修理
緊急対応
清掃
改修工事
法令遵守の確認
安全教育と訓練
このような作業や行為は、エレベーターが安全かつ効率良く運用されるために不可欠です。
定期点検で、機器・電気的な部分とその機能が年に数回チェックされ、安全に使用できる状態にあるかを確認します。そして、故障が発生した場合には、管理会社を通じて契約している保守会社が速やかに原因を特定し、必要な部品の交換や調整して、修理が行われます。
また、エレベーターの閉じ込め事故や異常動作が発生した場合にも、24時間体制で緊急の対応サービスを提供して、居住者の安全で快適な住環境を確保します。
さらに、清掃が定期的に行われ、エレベーターを快適に利用できるよう維持します。
このような日々の作業・取り組みに加えて、エレベーターの老朽化や性能向上を目的とした部品交換や改修工事も重要です。これは長期的な安全性と利便性の向上につながる大事な作業です。
また、安全基準や各種法令遵守についても、都度確認を行い、適切なタイミングで対応していきます。
マンション住民への安全教育と訓練なども、エレベーターの保全において、とても重要な取り組みになっています。
これら全ての措置を通じて、エレベーターが適切に保全管理できていると言えます。
マンション管理を依頼しているとは言え、マンション住民がほとんど関わらない丸投げ状態のエレベーターの保全管理では、住民が安心して暮らしていける状況となっていませんでした。
専門的な内容が多く、どうしても判断しにくい状況下で起こってしまう事例だと思われます。 何となくそのまま放っておくのではなくて、都度専門的な外部のサービスを利用して、きちんとチェックしていくことも大事です。
エレベーターの事はエレベーター専門のコンサルティングサービスをぜひご活用ください。