エレベーターピット雨水等の沈殿

梅雨時期は例年ですが、エレベーター故障が多くなります。
その中で重大故障原因の予備群に入るのがピット内の漏水です。
乗場からとか壁、屋上から水が入って地下ピットに徐々に沈殿されていき、保守点検時に15~20cmとかまでの深さになっている事がありますが、
エレベーター保守会社としては溜まった水を汲み出すことしかできません。
やはり、浸水の原因を究明して対策が必要ですが、これがなかなか大変です。



どこから水が浸入してくるのか?を調べるにもエレベーター昇降路には保守点検技術者しか入れませんし、定期点検時に合わせて防水業者さんを手配して、ここであろうと当たりをつけて処理をし翌月にその個所の経過観察を続けるといった費用と忍耐力のいる作業となります。
さらには、”最近は雨はふっていないが沈殿水量が多くなっている”は地下水の湧き水が浸水している可能性が高いですが、この止水工事は原因追及含め完治させるのはかなりの期間と費用、信用の出来る専門業者の捜索と、もはや完全にエレベーターの域をこえた世界となってしまいます。
エレベーターピットには重要な機器が設置されてるので出来るだけの対策を講じたいものです。

もしお困りの方はこういった防水専門工事屋さんを紹介しますのでエレベーターマネージメントのホームページからお問合せフォームで送信ください


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