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道具の最適化の中で藻掻く

道具の最適化とは「固定化」ではない。常に状況に適した道具は何かと見直し、より効果と効率の良いものにアップデートしていくことである。

組織を芯からアジャイルにする P47

この記事は以下のマガジンへの寄稿です。(2章からの引用)


 チャットGPTの取扱いについて、会社や国でどこまで安全に使ってよいかと色々と話題に挙がっています。
 個人情報等の絡み含めて色々と慎重な取り扱いが必要ですが、個人的には下記Tweetが全てで、チャットGPT以外及びチャットGPTを組み込んだLLMが大量に出てくる中で、どうでもよくなってくると思っていますが・・・。

 チャットGPTは話題になりましたが、それ以外でも業務改善やコミュニケーション改善系のSaaSツールの使用が一気に進んでいます。こういったツールについて、JTCで正式に使う場合は、かなり障壁が高く、使用の申請を通すだけで、各種調整や申請書のやり取りで疲弊してしまうことが多いと思います。SaaSを使用している会社に問い合わせていて、恥ずかしいような内容も聞く必要があったりします。

 一方で会社からは最新技術を積極的に学べ。とも言われており、矛盾を感じている方も大勢いるのではないでしょうか?

 道具については、「常に状況に適した道具は何かと見直し、より効果と効率の良いものにアップデートしていくこと」が重要であり、その際には色々と使ってみることは必須です。また、そういった道具を色々使うことで、自然と探索と適応のメンタリティも学ぶことができると考えており、道具を積極的に試すことはまさに、DXを目指す探索と似ていると思っています。

 日常生活にもっと様々なツールが侵食していき、なんで会社の中だとこんなに効率が悪いのか?おかしいんじゃないか?と価値観が変化するのを待つしかないのでしょうか?現在アーリーアダプターからアーリーマジョリティまでそういった感覚にはなってきていると思いますが、JTCで言うと、レイトマジョリティ/ラガードの難関が強いため、苦戦をしているように感じています。
 ただ、そうしているとアーリーマジョリティまでどんどん退職していってしまうでしょう。この道具に関する議論はたかが道具の話となりますが、会社にとってはDXに関してのかなり重要な一歩です。
 私も会社で風穴を開けるべく日々奮闘中です。

読んでいただきありがとうございました。

ちなみに1章と3章の記事はコチラです。


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