花井 恭吾

アルコホリック

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最近の記事

【ジュースでごはん】伝説の給食メニュー

遠く過ぎ去った小学校給食の思い出。カレーライス、揚げパン、ビン牛乳にミルメーク。甘美な思い出と対象的に、今でも奇談として語り草になってしまう伝説のメニューがある。 小学一年生だったおれには低学年なりの心の事情があり、4時間目から登校しては給食を食べ、昼過ぎに帰るという登校スタイルをとっていた。苦手としていた集団行動の中で、給食は唯一のモチベーションになるくらい楽しみなものだった。 現に給食は美味しかったし、栄養士の先生の評判も良かった。おれには五つ上の姉がいて、小学校は一

    • アルバム管理ができない人のカメラロール整理術

      おれはカメラロールの整理ができない。 初めてiPhoneを手にしてから10年あまり、いくあてのない写真を持て余している。 無精が過ぎるのだろうか。 この手の整理はアルバム管理が一般的だと思うが、それが面倒でできない。 タイトルだとか、分け方だとか、気に食なくて何度もやり直す。 ちまちまとした操作の連続に虫が騒いで、終いにはどうでも良くなってしまう。 そんなおれにも契機が訪れる。 率直な感想や、日々のあれこれをメモで書き留めるようになったことだ。 無遠慮に書き綴った他愛のな

      • でっかい通勤かばんは無くしてしまえ

        おれの自宅から会社まで、ドアドア30分。 在来線の乗車は10分ちょいで、乗り換えはなし。 毎日の通勤で疲れたくないので、部屋の決めては会社から近いことだった。 働き始めて半年後に一人暮らしを始めた。 初任給の賃料が許容できる街は、引っ越すまで聞いた事のない街だった。 水がおいしくないのと、駅前がやかましいのは最初いやだなと思ったが、半年くらいで気にならなくなった。 近いおかげで通勤ストレスは少ないし、 酔い潰れてタクシーで帰っても痛手は最小限で済むのが助かった。 とは

        • 【自意識過剰】チューハイを頼む時がなんか恥ずかしい

          甲類焼酎を炭酸で割った酒は、巷(ちまた)の酒場ではチューハイと呼ばれている。自分も好きでよく飲む酒のくせして、店で頼む度に何やら恥ずかしさを感じてしまう。何も悪いことはしていないはずなのに、少し後ろめたい気がするのはなぜなのか。 チューハイの存在をチューハイたらしめて、おれを苦しめている要素について思いをめぐらせると、三つの要素に収束した。 ・お品書きでのポジショニング ・「チューハイ」という音の響き ・甲類焼酎のはかなさ 上記についてつぶさに述べていこう。 のんべさ

        マガジン

        • つらたん所長日誌
          1本

        記事

          【鬼氷】ストゼロの氷で、ストゼロを飲んだ夜

          炭酸を含むアルコール飲料の飲みやすさは、温度と度数によって決まる。 温度はぬるくなればなるほど、度数は高くなればなるほど、喉を通らなくなっていく。特にストロング系は、ぬるくなると友好的なベールが剥がれて、含有するアルコールが魔性を垣間見せる。 だから、氷を入れて飲むのがスタンダードで飲み口も良いし、薄まる分はいくらか健康的だ。けれど、いつまでも冷えっ冷えで、度数も変わらないストロング系が出現したら、どういう飲み方になってしまうのだろうか。 それを期せずして体験してしまっ

          【鬼氷】ストゼロの氷で、ストゼロを飲んだ夜

          【おしぼりローテーション】ニッチなライフハック

          飲食店を利用すると、直ぐにおしぼりをチェックしてしまう。あのホッカホカで顔を拭きたくなるやつではなくて、個包装になっている「使い捨ておしぼり」におれは目を光らせている。 使い捨ておしぼりは、最初に手指を拭ってしまえば、脇に押しやられがちであることも否めない。脇役感満載のおしぼりだが、生活の端々で「今おしぼりが欲しいな〜」という確かな欲求を感じる時がある。 丈夫で肉厚の使い捨ておしぼりに遭遇すると、今じゃなくて他に使い所があるかも知れないなどと思ってしまう。おしぼりにはもっ

          【おしぼりローテーション】ニッチなライフハック