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神戸市の「タワマン規制」大賛成

神戸市が「タワーマンション規制」(タワマン規制)をつくられたようです。(既に6年前に)
 つまり無制限に増えるタワーマンションに制限をかけるというもののようです。
 理由はTVで見る限り「人口減少による、都市計画的」な問題と「災害時や老朽化による劣化」の問題と・・・
 いずれにしても、大賛成です。
 久元市長! よくぞおやりになった。 当然な理由ですが、良くおやりになったと、敬意を表します。
 人口減少による都市計画、街づくりの問題は置いといて、建築の「劣化」「修繕」「解体」の問題について。
 実は5年くらい前に榊淳司という方が「限界のタワーマンション(集英社新書)」という本を書かれていて、そこにも詳しく書かれていますが、私も特に近年、建築の老朽化について実際に経験し、「建築は一生もの」ではないと、つくづく実感しています。
 自分の戸建ての家なら、設備に欠陥が表れても、ドアにガタが来ても我慢できますが、マンションはそうはいかない。「修繕費100万円出せ」と理事会と総会で決まったら、「うちは我慢します」と言っても認めてくれない。修繕費くらいならまだ良いけど、老朽化で解体するとなったら、100万円では済まない。そういう時代が、必ずきます。地震とは違って、必ず来ます。
 榊氏はちょうど今ごろピークがくると書かれていますが、まだちょっと早いのでは?
 しかし、あと5年~10年だと思います。
 神戸の久元市長は、「空き家対策」と同じように 老朽化して住めなくなった「タワマン」を心配していらっしゃいます。特にタワマンは、違うと思うからです。神戸市だけの問題ではありません。  (写真と文章は関係ありません  1996年伊豆の別荘)

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