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谷川俊太郎さんの住宅・設計篠原一男

私、つくづくダメ人間だなあと、今更ながら実感しているのですが、ダメならダメでどうダメなのか書きたくなるバカをお許しください。
「朝日」君が、昨日の夕刊と今朝の朝刊、一面トップ全面を使って谷川俊太郎さんの記事を載せています。凄い人なんですねえ。
私、詩が苦手なのです。「具体的に言ってくれよ」と言いたくなる。それに二十億光年なんて、私の計測外の遠さだし、どうも・・・それはどうでもいいとして、一般の方はご存じないと思いますが、谷川さんは50年前に、家を建てられたのです。どこか山の中なので別荘だと思いますが、作品集には「谷川さんの住宅」と名前が付いています。
 それが傾斜地で、室内にその傾斜をそのまま現わしているのです。つまり、メインの大きな部屋(9M×12M)の水平距離9Mに対して、1.2Mの落差があるのです。自然の傾斜のまま床が傾斜している。しかもその床は何も貼ってなくてドロのままなのです。
この家の設計者は篠原一男という、これまた書いていることの(私は)90%分からない有名な建築家です。「(略)大きな納屋のようなこの住宅を媒介にして、意味も形も正反対の、機械という概念に私は出会うことになった」(篠原一男)ですって。(今なら10%分かるようになった)
やっぱりこれを理解して土の床が傾いた家に住む谷川さんって、凄い詩人なんですねえ・・・
(文と写真は関係ありません)

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