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ちょっと真面目な話。選挙について書こうか①~またも勝者は国民となった~
さて、気が付けば、2024年10月27日に衆議院議員選挙がありましてね。これはなかなか面白い結果になったなーって思いながら、Twitterとか速報とかをちまちま眺めていたわけです。というよりも、今回の選挙、なんというかアメリカとかフランスとかに比べても、日本って相当ちゃんと民主主義やってんな!選挙って本当にすごいな!中道・中庸思想って、やっぱりなんやかんや言って息づいているんやなぁ、日本人すごいなぁってなったので、ちょっとちゃんと書いておこうと思って、キー叩いている。なんやかんや、日本人って政治弱い!みたいな言い方あるんだけど、そんなことはなく、というかいつだって選挙見てると、おおー!すごいバランス感覚!ってなるんだよね。果たして、今回はどんな選挙だったんか?ということを、まぁ私なりに素人の中ではちょっと勉強したかなー?ぐらいの視点で書いていこうかなと思いますね。
あーその前に、選挙についてというか政治について、こういうこと語るのダサいとか真面目かっこ悪いだとかなんやかんやいうて腐す人たち一定数いるけど、そういう人たちは無視しておいたほうが良いです。というか、選挙っていろんな意味で、自分と他者と社会の関係性について否が応でも考えるタイミングなので、これについて興味が持てないはわからないでもないけど、こういうことを真面目にやろうとしている人たちを腐す人間って、結局他者に対して自分は何をするのか、どういった形で社会と繋がるべきなのか?自分にとって理想とする人間像は何なのかとか、そういう部分がきわめて曖昧な人たちなので、何なら少し遠ざけておくぐらいがちょうどいいです。そういう人たち、だいたい困ったときだけああでもないこうでもない言って、なんか搾取したり集ろうとしたりしてくる人たちなので、マジで触らないほうが良いです。放っておきましょう、マジで。その上で、私が今から書くような政治の数字の読み方みたいなものを多角的に知識として入れることで、少しでも興味を持ったり、自分の生活に意外と地続きなんだなーっていうようなイメージを持ったりしてくれたらとても嬉しい(/・ω・)/
そんじゃ、始めるよーまずは、今回の選挙の結果について。
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基本的に選挙っていう評取合戦は、最終的には議席という形で議論される。なので、結果と言われたらこれ。公示前って言うのは、選挙する前の各政党の議席数。今回って言うのが、今回の衆議院議員選挙を経た結果としての、各政党の議席数になる。これを見ると、自民めっちゃ減ったなー!立民ってめっちゃ増えたんだな!国民ってのはすごいな4倍?れいってものすごいね
3倍になってるけど絶対数は少ないね。とか、まず数字だけでいろいろ言えると思う。言えると思うんだけど、こっからさらに数字について議論していくことが出来る。というよりも、この数字を経て国民の声がどうやって政治に届いたのかが、間接的にわかってくるのね。
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まず、とりあえず民主主義ということで、注目したい数字は233という数字。これは、衆議院議員の定数が465名に対しての過半数という数字になる。この過半数という数字はどういうことになるのか?というと、これを確保していると「主流派の考え方だけで政治運営が可能になる」という意味になる。なんか時々、「自民党が過半数になっている状態では、自民党の好き勝手出来てしまう!」なんていう声があるけど、これは1/3ぐらいはあってるけど、2/3ぐらいは間違っている。いろんな組織に所属したことがあればわかると思うけど、仮に主流派と呼ばれる人たちがいたとしても、その人たちだけの意見で組織の動きすべてを管理できるかと言われたら不可能。なぜなら、主流派の中の人たちは、金太郎飴みたいに同じようなことを考えているかと言われたらそんなことはないからね。まぁだいたい賛成できるかなぁ?ぐらいの意見の人が大多数だと思うので、例えば自民党のTOPが独裁的にやりたいことはこれだ!!って言ったところで、サーイエッサー!!みたいな掛け声が飛んでくるわけでもない。派閥争いなんて言い方があるけど、組織にはいろんな考え方を持っている人がいて初めて健全な組織と言える。だから、何かやりたいときは、まずは自民党の中でいろんな議論をして議論をして、んで結果として得られたものが法案として出てくる。もうこの時点で、与党の自民公明の279人と合意が取れた法案が出来上がっているわけだ。279人の賛成を得られる文言って途轍もなくすごい!一度自分が好きなように作った文章を、周りに見せて279人がまぁいいじゃない?って言われるように頑張ってみたらいいと思う。とんでもなく大変なのがわかると思う。そう考えると、少なくとも独裁なんて状況ではないことが容易に想像できると思う。さて、簡単に政治の仕組みを話したけども、今回、自民公明合わせて215しかとることが出来なかったね?
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これは、279から215だから、約75%ぐらい?3/4ぐらいになってるって考えてみたら、これはすごい!これからわかることは、さすがに現状の政治運営の仕方は少し乱暴だぞお前ら!?みたいな感じで、結構痛烈に殴られた感じになる。215だと自民公明でも、過半数に行ってないから、現状の仕組みでは233にするために、あとどっかから18人の賛成を得られるような法案を作らないと法律が作れないことになる!18人抱えている政党はどこかというと。。。
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たくさん他の政党がある中で、この3つになっているのが本当に素晴らしいバランス感覚なんだよ!という。ひとつずつ説明していくね。まず、立民、これは立憲民主党のことなんだけど、この政党から18人賛成をもらおうとは自民公明はしないと思う。というか、私なら絶対やらない。なぜかというと、そもそもこの政党は自民公明のやることに反対することが目的の政党だから。というよりも、自民公明が盤石すぎて、テキトーな政党が反対意見を出してもというよりも、テキトーな政党では反対意見を出せない程度に、自民公明は結構自由度や柔軟性の高い政党なんだね。だから、自民公明のやりたいことに対して、一致団結して反対しないと反対意見としてまともなことも言えない!っていうそういう感じなのが日本の政治体制なんよ。まぁそういう形なので、立憲民主党に自民公明が何かお伺いを立てること自体が時間の無駄なのね。反対するのが彼らの仕事。なので、立憲民主党から賛成18をとるための動きは、自民公明はほとんどしません。立憲民主党を支持している方々はマジで、このことをいったん頭に入れてから、立憲民主党の主張を確認してみましょう。マジで何も言ってないんだよ(頭痛い
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次に、維新について。んー維新ってちょっと評価の難しい政党というか。。地方政党なんだよね。大阪京都を中心とした関西地方に地盤を持つ政党。ちょっと前までは、関西近畿以外にも少し議席を持ってたんだけど、今回は関西近畿以外は完全にダメになっちゃいましたね。維新について一言いうとすると、今までの関西圏の政治がゴミ過ぎたってのが大きいと思う。今までが―15点ぐらいの本当にひどいというか、まぁ同和問題とか在日問題とか汚職とか本当にしょうもない有様だったんだろうなって思うけど、それに対して真面目さだけでなんかやったら-3点ぐらい取れた!から、近畿で頑張ってくれているという評価があるって感じだと思うけど。いや、他の地域なら-3点ぐらいならみんな取れてるから他になんかないの?ってなっちゃって、今回なんもないことがバレちゃった。まぁ万博のムーブがゴミ過ぎるみたいなところもあるしね。まぁそれはともかく、自民公明がこの維新から18の賛成を得ようとすると何が起こるのか?というと、それは東京を中心とした一都三県だけ得をするようなことが出来なくなるみたいなそういう話なんだよね。今までの政治では、地方の話をしていても東京を前提とした地方みたいな議論しか出来ていなかったというか、それ以外をあんまりする必要がなかった。だから、地方の話をするとバラマキというかお金の話が中心だった。いやまぁ確かにお金は必要なんだけど、そこに住んでいる人たちの生活の話がなかった。東京に近い生活が出来れば満足なんでしょ?みたいな。つまり東京とそれ以外とといった認識で政治を行えばよかったんだけど、維新の力を借りるとなったらそれは難しいことになる。そういう意味で、東京とそれ以外という政治から、東京と近畿とそれ以外とという政治へ変化することが求められているといえるかもしれない。さらに、この維新の動きがうまく行けば、福岡や広島、愛知、宮城、北海道なんかを中心とした地方政党が生まれたっておかしくない。ここにきて初めて、東京一極集中に待て待て!と国民が異議を唱えだした、或いは東京一極集中主義に疑問を投げかける声がついに地方から出てきた、そしてそれはお金だけでは解決できない問題なんだ!ということを訴えることに成功したといえるかもしれない。
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んで、今回の最大の注目となった国民。これは国民民主党という政党だ。立憲民主党と国民民主党があるってすげぇわかりにくくて困るよね。。。やれやれ。もう少し何とかならんのか?と思うんだが。。。まぁそれはともかくとして。今回、国民民主党は結構独特な戦い方をした。まぁ独特というよりも、本来の政治ってこうあるべきみたいな話ではあるんだけど、ちゃんと独自の政策を掲げた。しかも、この政策は誰の誰に対する誰が一番得をする政策なのかをしっかり掲げるという、日本の今までの政治ではかなり珍しい方法で一気に拡大に成功した。日本に住んでいるとわかると思うが、基本的に日本では「できる限り多くの人から賛成を得る、或いは反対されない意見を言うことを是とする」みたいな無言の圧力がある。彼の意見は少し独特すぎて多くの人の反感を買うからよくないみたいな話、聞いたことあると思う。でも、本当はその意見が必要であればその意見は誰かが言わないといけないし、その意見を勇気をもって発言したことに対してリスペクトしないといけないはずなんだけど、日本の政治、或いは日本の空気と呼ばれるよくわからない無言の圧力文化が、そもそもそういった意見は人心を乱すとして否定されうる。まぁでもこれってもしかして日本だけじゃないのかもしれないんだけどね。それはともかくとして。今回、国民民主党は現役世代、とりわけ子育て世代20歳後半ぐらいから40歳前半ぐらいをターゲットとした公約を掲げた。現状の人口ピラミッドを鑑みると、これはそこまで良い戦略とは言い難い。明らかに60代70代を前提とした政策を掲げるほうが票に繋がり易いからね。しかし、現状の少子高齢化、或いは破綻が確定的ともいえる社会保険の状況を見てみればわかると思うが、誰かがやらなければいけなかったタイミングだったといえる。そして、それに国民が応えてくれた。これはとてつもなく大きい。自民公明がもし国民民主党から18の賛成を得ようとすれば、今まで以上に現役・子育て世代の意見を取り入れなければならないし、そうでなければ国民民主党の存在意義がない。国民民主党の躍進は、そのまま現役・子育て世代の優遇を推進することになるのは間違いないだろう。
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この18の賛成を得るということで、主流派と言える自民公明の案に、「地方の視点」と「現役・子育て世代の視点」を組み込むことに成功したといえるのが今回の選挙の概要だ。これは、多くの国民にとってかなりメリットが大きいのではないだろうか。地方で生活するといったときに、本当にお金だけですべてが賄えるのか?例えば、自動運転の需要は、何歳になっても車が必要ということを鑑みると、東京での需要よりも地方のほうがはるかに大きいだろう。そういう意味で、今までの自動運転の議論は、「交通渋滞や突発的な歩行者との事故をどうするか?」という東京で自動運転させることを前提とした議論だった。しかし、地方の自動運転ではどうだろうか?「交通渋滞や突発的な歩行者との事故」なんかよりも、「高齢者の自動運転のケア」などのほうがはるかに重要な議論となるのではないか?交通渋滞の問題なんか解決しなくても地方だけの議論であればさっさと自動運転が導入できるのではないか?というような意見が強まれば、自動運転の導入ははるかにスムーズに進み、結果として地方での住み方に大きな影響を与えるかもしれない。今までの議論とは違った観点から、より新しい議論が進んでいくことで、より大きな恩恵を受けられるかもしれない。これが、新しい視点を取り入れることの重要性である。「現役・子育て世代の視点」でも同じことが起こるだろう。早い段階からこの視点を取り入れることで、決定的と言われている社会保険システムの崩壊を食い止められるかもしれない。
「地方の意見」と「現役・子育て世代の視点」を取り入れることが出来るようになった政治の世界を鑑みると、思った以上に日本国民は今回の選挙でうまくやったなぁと思うのだがどうだろうか?とりあえず、いったんここまで。もう少し細かい部分も見たかったけど、思った以上に長くなっちゃったので、この辺りでいったん切らないと1万字超えちゃいそう。。。w(現在約5.5千文字)
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