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エリーゼ音楽祭 全国大会
ご無沙汰です。またまた間隔が空いてしまった。。
転職活動やら何やらで日中は書く気力が無く。これについては別で記事を書く予定。
かなり時間が経ったが、全国大会の振り返りを。
【11/3 エリーゼ音楽祭 全国大会1日目 @日経ホール】
東京へは前日入りして、渋谷のスタジオを借りて軽く1時間練習。
何回か通したが、1回だけ表現や強弱も思いのまま100点に近い出来で弾けた。仕上がりは完璧!とルンルン気分で飲みに繰り出す(笑)
そして本番当日。場所は大手町の日経ホール。
収容人数約600名でピアノはスタンウェイ。全景はこんな感じ。
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私が参加するのはクラシックBコース。
演奏順は全体の19番目で、同じコースの参加者は25人。自分以外にも無言歌集が2人、ショパンのノクターンやワルツ、モーツァルトのソナタなど聴きたい演奏がたくさん。
演奏順が4人前になり舞台裏へ。
出来る出来ると気負うより、楽しもうと言い聞かせながら待機。前回は気負い過ぎてダメだったので。
そしていよいよ自分の番。
司会の人が紹介文を読み上げている間にステージへ上がり、椅子の高さを調整して着席。
深呼吸して、そっと一音目の位置に指を置いて、足もペダルへ。
震えていない。大丈夫。楽しもう。
と、ここまでは良かったのだが、結論から言うとミスしたり止まったりで悲惨な演奏に…泣
恥ずかしいけど演奏動画晒します。
音が抜ける、音間違える、とまぁミスしながらも踏ん張っていたものの、後半の盛り上がる部分の手前、普段ミスしないような箇所で音を間違えた違和感からか次の小節に進めず、演奏が止まってしまう痛恨の大チョンボ。
良かったのは中間部のと終盤のppの所だけ。
演奏後すぐ客席には戻れず、会場の外に出て10分くらい「何で止まったん…」と呟きながらウロウロしてた。周りからみたらただの不審者笑。
自分の為でもあったけど、応援に来てくれた嫁と友人に良い演奏を聴いて貰いたかった思いと、親身に指導してくれた先生への申し訳なさと、色々な思いが交錯してただただ悔しかった。無念。
ちなみに観に来てくれた友人は、彼らの結婚式2次会で私が当時習っていたフルートを披露し盛大にやらかした時の新郎新婦。
あれから約7年、今回も良いとこ無し笑
気を取り直して客席へ。ひたすら他の参加者の演奏を聴くのみ。
自分のBコースも含め当たり前だがやはりレベルが高い。プラチナ部門(65歳以上)とマスター部門(現役音大生とか?)はめっちゃ聴き入ってしまった。
参加者が100人くらいなので、全ての演奏が終わったのが18時過ぎ。審査員って大変ね。
昨年のマスター部門最優秀賞の方の演奏、審査員の先生の演奏が終わり、会場入り口のロビーにて懇親会。
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1時間くらい飲み食いしたところで結果発表。
賞がやたらとありまして、、
エリーゼ大賞
金賞 上位20%
銀賞 金賞以下30%程度
銅賞 銀賞以下50%程度
オーディエンス賞 審査員以外の全員(お客様・スタッフ・出演者)の投票で決定
審査員特別賞 各審査員より1名又は1組
EME賞 夢を与える感動的な演奏者1名又は1組 LACOMS賞 特に印象に残る演奏をされた方1名
スポンサー賞
ベストドレッサー賞
私はどれにも呼ばれず、講評の返却用紙と共に銅賞の表彰状が入ってた。実質参加賞みたいな。
講評は4名の審査員から頂いた。一部抜粋を。
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「音楽は時の芸術」
刺さりますなぁ。肝に銘じます。
そして点数表も。最後にこれみてまた落ち込んだ笑
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当日の夜行バスに乗らなければならず、最後の集合写真を撮る前に会場を出て東京駅へ。
悔し過ぎて全然眠れない帰路となりました。
結果は残念だったが、コンクールに出るという目標を立てて日々練習し、全国大会に行けたことは良かった。
初めてレッスンノートを書いて読み返したり、レッスン以外にも定期的にグランドを弾きにいったり、予行演習としてピティナにも出た。出来ることは全部やったけど、予選でもピティナでも無かったミスを連発した。ましてや演奏が止まる地獄。悔しいがこれが実力。
場馴れもあるが、技術云々よりやっぱり楽しまないとダメだな。
緊張や気負いが勝ると、どんなに完璧に仕上げたところで実力は発揮出来ない。本番は落ち着いていたが楽しもうとか、みんな聴いて〜!みたいな余裕は無かった。こればっかりは数をこなすしか無いのかな。
まぁ、この年でコンクールに出ると思ってもなかったし、本当に良い経験になりました。
何よりも友人が演奏を観て「みちおすげえーな。オレも何か音楽始めようかな!」と言ってくれた。努力した姿を見せて良い影響を与えたのであれば、少し救われる。
でも悔しいので来年も何かコンクール出る!目標があった方が粘り強く取り組めるタイプなので。
あ、エリーゼは高いのでもう出ません。笑
参加費を除けば、アットホームで良いコンクールです。他知らんけど。
予選が各地であって、予選も全国も講評貰えて、音楽仲間が出来るのはメリットかも。デメリットは何回も言うけど高い!(しつこい)
コンクールに出るまで、色々な方から応援コメントや練習方法のアドバイスを頂きました。
本当に感謝です!有難うございました😊