音色のツヤとは
【9/30 レッスン記録】
久々のレッスン記録。
エリーゼ音楽祭の全国大会は無事エントリー完了。
泣きながら参加費(¥39,000)を払ったので、気合い入れてさぁ練習!
とはいかず、ここ一ヶ月あまり練習に熱が入らなかった。
燃え尽いた訳では無いが、課題曲に飽きてこれまで練習した曲(トルコ行進曲、雨だれ、遺作etc…)を弾いてみて、全然弾けなくなった事にショック。
最初に習ったエリーゼなんか転調する箇所から全く覚えてなくて絶望。
初心者あるある?かもしれないが、習った曲は定期的におさらいしないと忘れてしまう。
それ以前にハノンですら指が回っていないことや手首の固さが気になり、
「毎日最低30分でも練習しておけば」「独学でやらずもう少し早く教室に通っていれば」なんて事を考えて少しブルーに。笑
たまに脱線しつつ、メインのメンデルスゾーンは2日に1回弾くくらい。それも通しで2,3回。
そんなこんなで当日のレッスン。
先生が横から見て録音しながら、すぐに通しで弾くことに。演奏が終わると、
「盛り上がる箇所もメリハリがあったし、すごく音にツヤが出てきましたね!何か変えたり意識しました?」
と、まさかのお褒めの言葉。
ミスしても止まらなかったくらいで、何なら足も震えたし手応え無かったんですが…笑
強いて挙げるなら、情緒豊かに演奏しようと心掛けたくらいで。
そして音色の「ツヤ」とは?
先生には聞かなかったが、私が考えるにこういう事かな~と(あくまで持論)。
「歌うように弾く事」
「音が切れない事(この曲で言うアルペジオの滑らかさ)」
「クリアで明瞭な音色」
でも「情緒豊かに」弾こうとしたことで、課題であった音が抜ける箇所だったり、p→mfやcrescの盛り上がり、連続したフレーズの繰り返し(強弱)などなど、
意識せずとも無意識に出来ていたということだろうか。(そうであってほしい)
もう一回弾いて同じ演奏が出来る自信は無かったが、レッスンや家での練習の成果が出たと感じ、少し嬉しかった。
先生からは、もっと深堀りしていきましょう!との事で更に細かい表現方法を確認。
しかしまぁたった3分半くらい、楽譜2枚の曲なのに突き詰めたらキリがない。。どの曲もそうか。
ましてや30,40分もあるコンチェルトを、事細かな表現も突き詰めてしかも暗譜で演奏するプロの演奏家の方々。
どうかしてるぜ!
新たな課題も見つかったので、ちょっと燃えてきた。
そしてそして。
11月の本番前の度胸試しとして、PTNAステップを受けてみることに。
プロからアドバイスを貰える練習会?みたいな感じ。今回は10/20の富山でエントリー。
緊張感を持ってどれだけ力が発揮出来るか、先ずはステップに向けて練習あるのみ。
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コンチェルトといえば、黒木雪音さんのプロコ3番は定期的に聴いてしまう名演。
終盤の盛り上がりは圧巻。そして何より楽しそうに弾く姿に引き込まれる。
こんな風に楽しく弾きたいものです😟
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